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predia 「もっとセクシーに美しく輝きたい」と挑んだツアーファイナル 彼女たちが魅せた“新しいpredia”の姿

Billboard Japan 7月12日(火)12時0分配信

 “大人アイドル”prediaが、6月22日に発売したアルバム『白夜のヴィオラにいだかれて』を引っ提げたツアーファイナル【『白夜のヴィオラにいだかれて』release tour FINALE】を、7月10日 品川クラブeXにて開催した。

predia ツアーファイナル・ライブ写真(ソロカットなど計47枚)

 1部、2部と開催され両公演ともにSOLD OUTとなったこの日のライブ会場には、ステージに花道と、その中央に回転盤ステージが設けられており、大人の色気漂うprediaのツアーファイナルにマッチした環境が揃う。そしてこのステージを生かしたフォーメーション、演出が散りばめられ、またそれが1部、2部で違ったりと、リリースイベント時メンバーが語っていた“新しいpredia”を実感できるライブが繰り広げられた。

<第1部 ファイナル開幕の喜びを噛みしめて、“新しいpredia”が輝いた!>

 prediaメンバーはワインレッドのドレス衣装に身を包み、夏の暑さを吹き飛ばすほど爽快なアッパーチューン「The Call」から第1部をスタート。ツアーファイナルの幕開けということで、パフォーマンスに少し力みが観られたが、次第にライブを楽しむ表情を滲ませる。そんな中、メインボーカルの村上瑠美奈は集中力ある歌唱により自由自在に楽曲のムードを作り上げ、“大人の遊び場へようこそ”というキャッチフレーズらしいセクシーかつ楽しげな、ライブ冒頭のパフォーマンスを引っ張っていった。そして「東京スキャンダル」では花道へ降り、まえだゆうの振付レクチャーが行われ、合わせた両手を頭上に伸ばし「アスパラ! アスパラ!」という、まえだらしい指導で会場が笑いに包まれる場面も。その後メンバー自己紹介を挟み、リリースツアーで行ってきたメインボーカル以外の7人がメインとなる企画へ突入した。

 『笑点』のテーマソングで、半被と手ぬぐいを身につけた7人のメンバー(青山玲子、岡村明奈、桜子、沢口けいこ、林弓束、まえだゆう、水野まい)が登場。ここで実施されたのは、林弓束の出題するお題に対して、残りの6人が3問連続で回答を揃えることができたら、メインボーカル(湊あかね、村上瑠美奈)抜きで楽曲を披露できるといったゲーム企画。回答が揃わなかったら罰ゲームがあり、名古屋・大阪公演ではどちらとも失敗してしまい、「ファイナルでは必ずや成功させる」と意気込んでいた彼女たちだが、この日も失敗……残されたチャンスは第2部のみとなった。そして罰ゲーム「ロシアン・センブリ茶」(7個中1個のみ凄く苦いお茶「センブリ茶」)が行使され、水野まいが見事当たってしまい、ダブルで苦い思いをした企画コーナーとなってしまった。

 再びステージ上に9人が戻ると、「Re:start Game」でライブを再開し、ぐったりする水野まいに村上瑠美奈が「ドンマイ、ドンマイ」と歌いながら励ます姿を見せながら颯爽とパフォーマンスしていく。そして、今度は湊あかね、村上瑠美奈、桜子の3人だけで花道の中央に板付き「Tears Again」を披露。“歌でどれだけ楽しませられるか”と自分にプレッシャーをかけていた湊あかねが、高低、強弱と幅のある歌声をしなやかに操り、一音一音に色をつける。また、村上瑠美奈、桜子との3人で圧縮音源では感じられない深みある美しいハモリを会場に響かせ、小細工なしの歌一本勝負のステージを見事に飾った。

 ここで本ライブまでの歩みを振り返るリリースツアーのダイジェスト映像がモニターに流れ、『白夜のヴィオラにいだかれて』のジャケット衣装に着替えた9人がこの後も怒涛のライブを展開していく。インディーズ時代の楽曲も、この日の華やかなステージに相応しいアレンジが加わり、以前にも増しセクシーな歌唱とダンスパフォーマンスで披露された。「Dia Love」では、花道でセクシーに舞うメンバーをよそに、岡村明奈と沢口けいこが縦横無尽にステージ上を満面の笑みではしゃぎ、「まだまだこれからだよー!」と会場を煽るキュートな姿も魅力的だった。

<第2部 自分たちの表現したいprediaへ、魅せることにこだわった挑戦的ライブ>

 2部では、1部の楽しげなパーティ感から様相を変え、冒頭から色気全開のセットリストで釘付けのパフォーマンスを披露。「赤のアジタート」では、椅子に足組んで座るアダルティな演出や扇を使っての華麗なダンスで会場の興奮を誘う。そこで青山玲子が魅せた見事な扇使いに思わず惹きつけられてしまい、魅惑的な彼女を堪能できた。また第1部を本気で歌い続けた村上瑠美奈、湊あかねのメインボーカル2人は「ファイナル、やるしかないだろ!」「やるぞー!」と、第2部でも美声を響かせ続けるのだが、衰えるどころかさらに大きく、感情的な歌唱をするのだから驚きだ。

 そして最後のチャンスとなった企画コーナーでは、またしても第3問目に失敗してしまう。このために夜遅くまで歌唱練習を積んできた7人の落胆と、ファンの後押しを受け、お情けでパフォーマンス出来ることに。罰ゲームの青汁を仲良く皆で受け、「Crazy Cat」を披露。WEBラジオで沢口けいこの歌唱を耳にし、不安を抱いていたファンもいただろうが、ここではしっかり音を外さず歌いきっていた。またメインボーカル2人もダンサーとして登場し、寝そべりながらのセクシーなダンスを魅せてくれる貴重なステージとなった。

 その後、「Tears Again」はステージ上に横並びで歌唱されたりと、第1部で披露された楽曲も、1日通して観に来たファンを飽きさせない演出で披露されていく。本編最後には、この日のスタートを切った「The Call」で締めくくるあたりも、1日の余韻を存分に味わえる嬉しい構成だった。またアンコールでは、デザインTシャツを各々お洒落に着こなしたメンバーが、清清しい表情で仲良く登場。そして「Hey Now(Remix)」で、このライブの満足度がいかに高いものか伺える笑顔に会場は包まれ、predia初のアルバムリリースツアーの幕を閉じた。

 この日、prediaは10月からライブツアーを開催することを発表。千秋楽は、昨年12月29日 5周年ライブを行い再帰を誓ったZepp Tokyoでの公演となり、このツアーも見逃せない。今秋の開催までにも、いま一番の輝きを放ち続けるpredia、各メンバーのメディア、イベント出演等の情報チェックして、彼女たちの活躍の場に立ち会ってほしい。

取材&テキスト:古川泰佑
写真:杉岡祐樹、日本クラウン


◎【『白夜のヴィオラにいだかれて』release tour FINALE】
7月10日(日)品川クラブeX
(1部セットリスト)
01.The Call
02.Crazy Cat
03.満たしてアモーレ
04.ネオンとルージュ
05.東京スキャンダル
06.Mid9t Luv
07.Wedding Story(Chime ver.)
08.Re:start Game
09.刹那の夜の中で
10.Tears Again
11.幾重の愛に
12.美しき孤独たち
13.Dia Love
14.イトシキヒトヘ(Remix)
15.you slipped away(Remix)
16.Dream Of Love(Remix)
17.BOROBORO ~この愛はボロボロになる運命なのか~
En1.Hey Now(Remix)
En2.Do the Party!!

(2部セットリスト)
01.幾重の愛に
02.満たしてアモーレ
03.夜想曲 ~赤い残り香の誘い~
04.Mid9t Luv
05.赤のアジタート
06.ネオンとルージュ
07.東京スキャンダル
08.美しき孤独たち
09.壊れた愛の果てに
・企画「Crazy Cat」(メインボーカル抜きver.)
10.BOROBORO ~この愛はボロボロになる運命なのか~
11.Tears Again
12.刹那の夜の中で
13.BABY KISS
14.イトシキヒトヘ(Remix)
15.you slipped away(Remix)
16.Dream Of Love(Remix)
17.The Call
En1.きみみたいに
En2.Hey Now(Remix)

◎【predia 6th Anniversary tour】
10月10日(月・祝)東京 よみうり大手町ホール
10月22日(土)名古屋 E.L.L
10月29日(土)大阪 ESAKA MUSE
11月13日(日)埼玉 HEAVEN'S ROCK 熊谷VJ-1
11月23日(水・祝)千葉 柏PALOOZA
12月28日(水)東京 Zepp Tokyo

最終更新:7月12日(火)12時0分

Billboard Japan