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米の後発薬会社買収、日医工 750億円、市場参入早める

北國新聞社 7月12日(火)2時58分配信

 日医工(富山市)は11日、注射剤を中心としたジェネリック医薬品(後発薬)の製造販売を手掛ける米国のセージェント社を買収する契約を締結したと発表した。買収額は約7億3600万米ドル(約750億円)で、9月までに完全子会社化する。国内市場が国の後発薬利用促進策で薬価が抑えられ、収益性が課題となる中、バイオ医薬品の後続品「バイオシミラー」の米国市場参入を早期化する。

 同社の買収額としては過去最大となる。11日、富山市の本社で田村友一社長が発表した。

 セージェント社は米ナスダック上場でイリノイ州に本社を置く。15年度の売上高は約318億円。抗がん剤や抗感染症薬などの注射剤を手掛け、扱う製品の約3割が米国市場でトップクラスのシェアを占める。

 日医工は同社が病院などに持つ販売網を活用し、開発中のバイオシミラーの注射薬を米国で展開する。買収の相乗効果で19年度に連結売上高を2500億円に引き上げる計画で、後発薬メーカーの世界トップ10入りを狙う。

北國新聞社

最終更新:7月12日(火)2時58分

北國新聞社