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名優・山寺宏一が語る『ポケモン・ザ・ムービー』最新作の魅力

ぴあ映画生活 7月13日(水)13時45分配信

毎夏恒例の人気シリーズの最新作『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』が16日(土)から公開になる。今年で19作目を迎えるシリーズだが、名優・山寺宏一は全作品に、すべて違う役で登場している。予告編などのナレーションも務め「ほぼ1年を通じてポケモン映画に関わらせていただいている」という山寺に、シリーズと新作の魅力を聞いた。

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1998年の映画1作目『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』のミュウツー役を皮切りに、山寺は19作品連続でポケモン映画の声を演じてきた。ポケモン映画を「年に1回の恒例行事」という山寺は「公開になる前年の末から予告編のナレーションに参加させていただいて、特報があって、『今年の役はこれです』と言っていただくと、今年も出るんだ! と思い、プロモーションがあって、初日が来て……というルーティンになっていますので、1年を通してポケモンに関わらせていただいています。今では“作品へのかかわり具合”で季節を知る感じです」と笑う。

新作は、500年前に生み出された人造ポケモン・マギアナに宿る未知なる力“ソウルハート”を奪って王国の支配をたくらむ悪役ジャービスと、それを阻止して、マギアナを取り戻そうとする人間嫌いの幻のポケモン・ボルケニオン、サトシたちの戦いが描かれる。山寺は「これまで“悪だくみ”をしている役はありましけど、登場した瞬間から“悪役”というのは初めてですね」と分析しながらも、自身の役がいることで、人間とポケモンの“絆”が描かれているという。「ジャービスは、人間とポケモンの絆を安易に考えていて、ポケモンの命を軽く見ている。だから、ボルケニオンは人間のことが嫌いなんですね。でも、なぜかサトシと結びつけられて一緒に行動するうちに、わかりあっていく。ポケモン以外では成り立たない設定だと思いますし、子どもたちには『ジャービスきらい!』って言ってもらいたいです(笑)」

一方で、山寺はこれまでに数多くの作品で子どもたちに愛されるキャラクターを数多く演じてきた。もちろんそれは意図したことではなく「いただいた役に向き合って一生懸命やってきただけ」と語るが「小さな子どもたちに愛されるキャラクターを演じさせていただくのは本当に幸せなこと」と真摯に語る。「毎年、地元の宮城県の子ども病院に行っているんですが、入院している子どもたちの前でいろいろと喋るときに、ポケモンをはじめ、子どもたちが好きな作品の声をやっていると本当に喜んでもらえるんですよ。病院の子どもたちは病気じゃない子どもたちと比べると、できることは少ないんです。外に出れないわけですから。そういう中で、自分が声を発して、子どもたちに笑顔になってもらえる仕事というのは……本当にありがたいと思うんです」

さらに近年では、ポケモン映画を観て育った親からも喜ばれるという。「これからさらにポケモン映画を観て育った方が親の世代になっていくと思います。19役目もいただきまして、“また山ちゃんか”と思ってる方もいらっしゃるかもしれないですけど(笑)、ちゃんと役を演じてますし、子どもの頃にご覧になっていた方はその後もポケモンはますます進化していますので、現在の進化したポケモンの姿を映画館で観ていただきたいです!」

『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』
7月16日(土)ロードショー

最終更新:7月13日(水)13時45分

ぴあ映画生活

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。