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上川隆也と中村アンが解説! “忘れんぼう”ドリーの魅力とは?

ぴあ映画生活 7月13日(水)17時1分配信

ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』が間もなく公開になる。本作には『ファインディング・ニモ』に登場した忘れんぼうのドリー、マーリンとニモの親子、ウミガメのクラッシュなどおなじみのキャラクターが再登場するが、魅力的な新キャラクターも活躍する。そこで、日本語版でタコのハンクを演じた上川隆也と、ジンベエザメのデスティニーを演じた中村アンに、新キャラクターやドリーの魅力について聞いた。

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ドリーはどこから来たのか? ドリーの両親はどこにいるのか? 謎を追って旅を続ける中で、ドリーはタコのハンクに出会う。ハンクは最初、自己中心的な理由でドリーに近づくが、やがて彼女と行動を共にするようになる。「オーディションを受けて、もし役が決まらなかったとしても、この映画に少しでも関われるのであれば、ありがたいと思った」という上川の演技は、ピクサーのフィルムメイカーからも賞賛されたが、収録では“日本語版のハンク”のスタイルを見つけるまでに苦労したという。「最初、オリジナルの方の声も含めたハンクのイメージがあったので、収録ではそのイメージに寄せたいと思ったのですが、それは、収録する上で一番大事な要素ではなかったようなんです。結果的に、冒頭の5分ほどのシーンを収録するのに、4時間ほどかかりました。でも、そこでようやく、僕が演じるハンクの“糸口”が見つかったんです。演じる上では冒頭のハンクの“正体不明な感じ”は大事にしたいと思いましたし、ドリーと二人三脚で行動するようになるとまた様子も変わってきます。その変化を含めてハンクというキャラクターを観客の方に理解していただいて、好きになっていただけたら、と思っていました」

一方、ジンベエザメの女の子デスティニーは、ドリーの過去を知っているキャラクター。泳いでいるときにすぐに壁に頭をぶつけてしまうあわてんぼうのデスティニーについて「とにかく愛くるしいんです!」と笑顔で語る中村も、上川同様、自分の演じるデスティニー像を掴むまで時間を要したようだ。「私は周囲にひっぱられやすくて、おとなしい人と一緒にいると自分までおとなしくなってしまうような性格なので、テンションが高くて早口なオリジナル版のデスティニーに自分がひっぱられないように演じました。収録では、デスティニーの明るくて、元気で、前向きな部分はちゃんと守って、画面の中の彼女の姿をよく観ながら演じるようにしました」

映画は、ドリーが冒険を繰り広げる中で、少しずつ自身の過去や秘密を知っていくドラマが描かれるが、ドリーと行動を共にするハンクも、ドリーの冒険を助けるデスティニーもいつしか変化を遂げていく。興味深いのは、ドリーは忘れんぼうなので“相手を変えよう”とはちっとも思っていない(思っても次の瞬間には忘れてしまうだろう)のに、ドリーに出会った仲間はみんな変化し、成長を遂げていくことだ。「ドリーは周りをすごく大事にしていて、ハンクやデスティニーに対してもいつも優しいんです。ドリーはいろんなことをすぐに忘れちゃうけど、実は“本当に大切なこと”は忘れていないんです。そこが憎めないし、魅力ですよね」(中村)、「年齢はニモの方が幼いですけど、最も無垢で“聖性”を帯びているのはドリーだと思うんです。その聖性にみんなが影響されていく。真っ白だからこそ、周囲に与えられるものがある、という物語の仕組みは巧みだと思います。それにこの映画では、ドリー自身の変化も描かれているんです。映画の最後に登場するセリフを聞くと、ドリーの変化がわかると思います」(上川)

忘れんぼうで、いつも“前に向かって泳ぎ続ける”ドリーは、ハンクやデスティニーにどんな変化をもたらすのか? そして、自身の秘密を知ったドリーに訪れる変化とは? 彼女の驚くべき秘密がついに明らかになる。

『ファインディング・ニモ』
フジテレビ系 7月15日(金) 21:00~22:57
※一部地域を除く

『ファインディング・ドリー』
7月16日(土) 全国ロードショー

衣装協力:撫松庵、Losguapos For Stylist

最終更新:7月13日(水)17時1分

ぴあ映画生活

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。