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「援農隊」を盛り上げろ! 沖縄5離島に宿泊施設

琉球新報 7月13日(水)5時2分配信

 JAおきなわ(大城勉理事長)が離島5地域で宿泊所を兼ねた研修施設の整備を検討していることが12日、分かった。サトウキビ収穫期には島外から参加する若者ら「援農隊」などを受け入れているが、宿泊所が不足する傾向があり、受け入れ環境を整備する狙いがある。小浜島や与那国島では最大60人規模の施設となる見通しで、他の3離島でも需要を踏まえた整備を検討する。

 離島地域では農家の高齢化により労働力不足も進んでおり、12月~3月にかけてのサトウキビ収穫期を中心に、製糖工場の作業員や、収穫をサポートする「援農隊」が島外から多数入っている。

 JAおきなわさとうきび振興部によると、宿泊施設の整備を検討しているのはJAが管理する製糖工場がある6島のうち、既に宿泊施設がある伊平屋島を除いた伊是名、伊江、竹富町小浜、粟国、与那国の5島。

 現在は宿泊施設として地域の公民館や空き民家を借りている。宿泊所確保に苦労する例もあり、JAは独自に整備を進めるべきだと判断した。中でも小浜と与那国は宿泊施設の確保が厳しく、緊急性が高いという。60人程度が泊まれる宿泊施設の整備を検討している。部屋数などは検討中だ。

 収穫期以外は宿泊需要がほとんどないため、生産者を対象にした研修施設としての機能も盛り込み、活用する考えだ。

琉球新報社

最終更新:7月13日(水)10時33分

琉球新報