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トゥヘル監督、新BVB構想のポイントは「先入観を持たないこと」 笑顔の裏で気になるのはあの選手

ISM 7月13日(水)12時2分配信

 現地時間12日(以下現地時間)、ドルトムント(ドイツ)のトーマス・トゥヘル監督が記者会見に臨み、新シーズンに向けた取り組みなどについて語った。主力の流出を冷静にとらえ、今後について前向きに話した一方で、いまだケガの癒えないMFマルコ・ロイスの状態を心配した。独『ビルト』紙(電子版)など複数のメディアが伝えた。

 今オフにDFマッツ・フンメルス、MFイルカイ・ギュンドアン、MFヘンリク・ムヒタリアンというビッグネームが去ったドルトムント。トゥヘル監督は「世界トップレベルの3選手を失った」と惜しみつつ、「より魅力的で輝きを放っているクラブがほかにあったということを認めなくてはならない」「彼らはピッチ上でもロッカールームでも、チームに大変な影響を与えてくれた。これからそういう存在を見出していかなくてはならない」と語った。

 その上でトゥヘル監督は「チームにどの部分が欠けているのかをチェックする必要がある。ただ『3選手の代わりをどうするか』と言うつもりは決してない。あの選手の穴埋めにこの選手、とあてがうことなどできないからだ。固定観念にとらわれず、新たな解決策、新たな戦い方を探らなくてはならない。そこからどんなチームが生まれるかだね」とコメントした。

 同監督はさらに、新チームの構想について「先入観を持たないことがポイントだ。そんなことをしたら可能性を狭めてしまうからね。我々は新たな発見をし、新たなスタイルを見出す必要がある。以前と同じスタイルになるかはまだ分からないが、我々は常に頂点を目指している。そのためには固定観念にとらわれず、結果が出るスタイルを見つける必要がある」と語った。

 ドルトムントには今季からFWウスマン・デンベレら新たなメンバーが加わった。ここまで加入した6選手は若手が多いが、トゥヘル監督はその決定について「BVB(ドルトムントの略称)にすべてを捧げてくれる若手に賭けようと考えている。目の輝きを見て新戦力を決めた。この賭けが報われるよう願っているよ。今必要なのは、失ったものを認め、新たな始まりを自覚することだ。嘆くようなことは何もない。練習場でもスタジアムでも、ファンを喜ばせるよ」とポジティブに話した。

 会見場で笑顔を見せ、充実した様子を見せていたトゥヘル監督だが、気になるのはそ径部を傷めているロイスの状態。同監督は「彼は(昨季の)ドイツカップ決勝で負傷したのだが、そのケガがいまだに癒えていない」とコメント。復帰は8月中旬とみられているが、「13日にメディカルチェックを受けるので、どのように練習に戻していくかは検査の結果を見てからだ」と語っている。

最終更新:7月13日(水)12時2分

ISM