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【都知事選】上杉隆氏が出馬表明 数々の仕掛けの中に援軍ホリエモン

東スポWeb 7月13日(水)14時30分配信

 ジャーナリストの上杉隆氏(48)が12日、本紙既報通り、東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬を正式表明した。「お世話になった東京に恩返ししたい」と訴える上杉氏は、実現可能という政策の数々を提示した。

 公約の一つ目は4年間の知事給与の全額返上だ。1年で約2600万円、1期なら計約1億円が無報酬となる。猪瀬直樹元知事(69)や舛添要一前知事(67)が政治とカネの問題で追及された際、苦し紛れに切ったカードだったが、上杉氏は率先して、自ら身を切る改革に乗り出す構えだ。

 また“3つのゼロ”政策として、「首都直下型地震対策死者ゼロ」「養護老人ホーム待機者ゼロ」「保育所待機児童ゼロ」を並べた。中でも最悪で約9700人の死者が試算されている首都直下地震で、死者数ゼロは突っ込みが入るところだが、上杉氏は「行政や政治のリーダーが死ぬのを前提に算出するのは納得できない」とあえて“ゼロ”を掲げた。

 そのうえでヘルメットや救急セット、非常食などが入った防災グッズを都内全660万世帯に配布。木造住宅の見直しなども含めた防災対策を政策の1丁目1番地に据えた。すべての政策の財源には、同じく出馬する増田寛也氏(64)が総務相時に新設した地方法人特別税の凍結でまかなえると主張した。都税から年約2000億~3000億円が地方に分配されているのをやめ、都に回すべきとの考えだ。

 この日の会見には元経産官僚の古賀茂明氏(60)も駆けつけた。古賀氏は「政策の中身はよく練り上げられていて、さすが。でも上杉さんが出馬する報道がほとんどされないのが不思議なんですよね。きちんと報道してもらいたい」と報道陣に要請する場面もあった。

 もっともメディア改革に取り組んできた上杉氏は、邪険に扱われることを覚悟のうえでの出馬だ。数多くの仕掛けを練っているようで、報道発表資料に添付された選挙ポスターにはホリエモンこと元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏(43)の名前が小さく刷られていた。

「選挙ポスターには掲示責任者の名前を記載する義務があります。おそらくホリエモンがその責任者で“後見人”ということなんでしょうか」(永田町関係者)

 話題に事欠かない選挙戦となりそうだ。

最終更新:7月13日(水)14時43分

東スポWeb