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原子力災害対策センターが開所 原町、楢葉

福島民報 7月13日(水)10時0分配信

 原子力災害発生時の新たな対応拠点として福島県が南相馬市原町区と楢葉町に整備した原子力災害対策センター(オフサイトセンター)の開所式は12日、両センターで行われた。
 南相馬は東京電力福島第一原発、楢葉は福島第二原発での災害に対応する。両センターとも鉄筋コンクリート2階建て、地下1階の免震構造で、延べ床面積は約3670平方メートル。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえ、放射線防護対策を強化し、通信の多重化を図った。
 楢葉の開所式では、内堀雅雄知事が「原子力防災体制の充実強化に努め、県民の安全・安心の確保に万全を期す」と誓った。丸川珠代環境相兼原子力防災担当相、杉山純一県議会議長、松本幸英町長があいさつした。南相馬のセンターでの開所式には、高木陽介原子力災害現地対策本部長(経済産業副大臣)、桜井勝延南相馬市長も出席した。
 式典後、両センターで内覧会が開かれた。
 丸川環境相兼原子力防災担当相は楢葉での開所式後、報道陣の取材に応じた。原発事故に伴う指定廃棄物を国有化した富岡町の管理型処分場に埋め立てる国の計画を巡り、計画に反対している楢葉町の一部の行政区と国との安全協定について、引き続き締結に向けて努力していく考えを示した。

福島民報社

最終更新:7月13日(水)11時25分

福島民報