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5年4カ月ぶり再開 あぶくま信金浪江支店

福島民報 7月13日(水)10時1分配信

 あぶくま信用金庫(本部・福島県南相馬市)は12日、東京電力福島第一原発事故で営業を休止していた浪江町権現堂の浪江支店を5年4カ月ぶりに再開した。
 浪江町が平成29年春に避難指示区域の解除を目標としたのを受け、住民帰還を後押しするのが狙い。同金庫が避難区域内で避難指示解除前に支店を再開するのは飯舘支店、小高支店に次いで3店目。
 リニューアルした店舗は照明を発光ダイオード(LED)にし、明るく清潔で環境にも配慮した店内にした。営業時間は午前9時から午後3時、現金自動預払機(ATM)は午前8時から午後8時まで。阿部高浩支店長を含む職員4人が勤務する。
 開店に先立ち、太田福裕理事長が「町になくてはならない地域の金融機関としての役割を果たしたい」とあいさつした。馬場有浪江町長、小島一泰信金中央金庫東北支店長、朝田宗弘浪江支店友の会長が祝辞を述べた後、加勢信二浪江消防署長、伊藤優双葉署副署長、阿部支店長とテープカットして再開を祝った。
 避難先から駆け付けた利用者らが早速、窓口で定期預金通帳を作ったり、融資の相談などをしたりした。福島市に避難中の石沢則行さん(76)は「昔からずっと付き合ってきて慣れ親しんでいる。再開はとてもうれしい」と喜んでいた。

福島民報社

最終更新:7月13日(水)11時25分

福島民報