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世界半導体装置市場規模、2017年410億ドル超へ

EE Times Japan 7月13日(水)15時52分配信

■ファウンドリー、メモリ、MPU、パワー、中国が引っ張る

 SEMIが2016年7月12日(米国時間)に発表した半導体製造装置市場予測によると、2016年の半導体製造装置(新品)の世界販売額は2015年比1.1%増の369億4000万米ドルに達する見込みだ。さらに、2017年は2016年から11.2%増と大幅伸長し410億8000万米ドルと、2011年以来の400億米ドル超えを果たすいう。

 2016年の半導体製造装置販売は年初から低調だったが、「年後半に勢いづくことが予想される」(SEMI)。販売を引っ張るのは、半導体受託製造専門企業(ファウンドリー)の設備投資をはじめ、3次元NAND型フラッシュメモリやDRAMなどのメモリ、MPU、パワー半導体の製造ライン増強だという。また、地域別では、中国での設備投資が旺盛なことを理由に挙げる。この傾向は2017年も続き、販売増の要因となる見込みだ。

■旺盛な前工程用装置、後工程用装置は小幅成長

 装置種別では2016年、最も市場規模の大きいウエハープロセス処理装置はプラス成長となるが、テスト装置についてはほぼ横ばい、それ以外についてはマイナス成長になるという。2017年もウエハープロセス処理装置など前工程用装置は大きな伸長が見込まれるが、後工程用装置の成長は小幅にとどまる見通しだ。

■2016年、中国が韓国を抜いて2番目の規模へ

 地域別販売額では2016年、大きな市場拡大が見込まれるのが中国で、前年比30.8%伸び、64億米ドルと、台湾に次ぐ第2位の市場規模となる見通し。2015年2番目の市場規模を誇った韓国は、2016年は前年比-17.3%で3番目の市場規模になる。ただ、2017年は大幅回復し、再び中国を抜いて、2番目の市場規模になる見込みだ。

 最大市場の台湾は、2016年は-1.8%とマイナス成長となるが、2017年は5.9%成長に転じて、100億米ドルを超える市場規模になると予想されている。

 日本については、2016年、2017年いずれもマイナス成長が見込まれている。

最終更新:7月13日(水)15時52分

EE Times Japan