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04 Limited Sazabys、“お持ち帰り”した3000人と作った絶景の向こう側

音楽ナタリー 7月13日(水)23時0分配信

04 Limited Sazabysがライブツアー「AIM tour 2016」の最終公演を7月9日に東京・豊洲PITにて開催した。

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このツアーは彼らが最新シングル「AIM」を携えて実施していたもの。各公演、ゲストバンドを迎えてのツーマンライブで、最終公演のみワンマンライブで行われた。

ライブはRYU-TA(G, Cho)の「行くぞー、ファイナル!」というシャウトで幕開け。バンドは「AIM」の1曲目「climb」で勢いを付けると、そのまま「monolith」「escape」と疾走感あふれる楽曲を畳みかけていった。

約3000人のファンがひしめきあうフロアを見渡し「こんなにたくさんの人たちが俺たちを観に来たってこと? 絶景の向こう側です!」と感激した様子を見せるGEN(B, Vo)。彼は続けて「ワンマンライブに来てもらえるのが何よりうれしいです。フェスは前戯みたいなもの。いかにライブハウスまで“お持ち帰り”するかの場。だからワンマンライブの今日は“本番”ですよ!」とその独特な言葉選びで喜びを表した。

「me?」の曲中にはメンバーが男女別の声を求めるコール&レスポンスを実施。その中で、KOUHEI(Dr, Cho)が女子高生の声を求め、GENが「KOUHEIってロリコンだったんだ……」とぼやくワンシーンも。そして曲が終わると、ステージに警察官が現れロリコン疑惑のKOUHEIを連れ去ってしまう。メンバーが去ると、ステージに大きなスクリーンが登場し架空のニュース番組「NEWS04」がオンエアされる。ニュース番組にはフォーリミメンバーがさまざまな役どころで登場し、ファンを喜ばせた。

ニュースのオンエアが終わると、ステージにメンバーが再登場。GENが「この茶番からのなんとも言えない空気を変える1曲を」と言い、加えて「空気が変わる瞬間を伝えたいので、目をつぶってほしい」とファンに目をつぶるよう指示する。そしてバンドは、和やかな雰囲気から一転、しんと静まった会場に、GENのアカペラから始まる「Buster call」を投下。静寂を切り裂くようにKOUHEIのドラミングが鳴り響き、バンドはテンポを上げて同曲をプレイした。

バンドはさらに勢いを加速させ「knife」「fiction」「cubic」とエッジーなナンバーを連投。続く「fog」ではイントロでHIROKAZ(G)のメロディアスなギターが炸裂し、「Letter」ではGENの情感たっぷりの歌声が場内をしっとりと彩る。「milk」では甘い歌詞にあわせてピンク色の照明でステージが照らされ、「hello」ではオーディエンスの盛大な合唱が広がった。

終盤、GENは「僕らの音楽が生き甲斐だと言ってくれるみんなが、僕らの生きる理由です」と目を細める。続けて「みんないずれライブに来なくなっちゃうのはわかってるんですよ。でも俺たちはずっとライブやってるから。全然人気なくなってもやってると思うんだよ。みんながいつでも帰ってこれるように受け入れ体制万全でやってるので、生きる力が切れそうになったときは補充しに来てもらえれば」と思いを語った。そしてバンドはその真摯な思いを伝えるように「Terminal」「swim」を丁寧に届け、本編を締めくくる。

アンコールで彼らは9月14日に2ndフルアルバム「eureka」をリリースすることを発表。湧き上がるフロアへ、バンドは「midnight cruising」「Give me」をドロップする。「Give me」ではカラフルな紙吹雪が会場内を舞い、バンドは感動的なムードの中「AIM tour 2016」の幕を下ろした。

04 Limited Sazabys「AIM tour 2016」2016年7月9日 豊洲PIT セットリスト
01. climb02. monolith03. escape04. Remember05. nem...06. medley07. Chicken race08. Now here, No where09. labyrinth10. teleport11. me?12. Buster call13. knife14. fiction15. cubic16. fog17. Letter18. compact karma19. milk20. hello21. Terminal22. swim<アンコール>23. midnight cruising24. Give me

最終更新:7月13日(水)23時0分

音楽ナタリー