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銀価格は昨年末から約5割上昇、3度目の大相場に発展するか

投信1 7月13日(水)20時15分配信

この記事の読みどころ

 ・ 昨年末以降、銀価格は金価格以上に高騰しており、英EU離脱ショック以降も上昇が続いています。
 ・ 冷静に見ると、銀価格高騰をもたらす事態は起きておらず、金価格高騰の“連れ高”と言えましょう。
 ・ しかし、銀価格の上昇は過去2度の大相場に発展しているため、引き続き注目です。

英EU離脱ショックを脱しつつある金融市場

大きな金融市場の混乱を引き起こした“英EU離脱ショック”から2週間以上が経過しましたが、為替相場と株式相場は徐々に落ち着きを取り戻しつつあります。

特に株式相場では、主要各国の株式指数は英EU離脱ショック前に戻っており、出遅れていた日本株もようやく急落前の水準へ近づきつつあります。今後は急落前の水準をどの程度超えてくるかに注目が集まるでしょう。

金価格以上に高騰している銀価格、昨年末から約5割上昇

その英EU離脱ショック後に急騰した金融資産が金(ゴールド)です。金融市場の混乱時に注目される傾向の強い金は、実物資産の王様でもあり、今回もその存在感を存分に示しました。しかし、金以上に高騰した貴金属も少なくありません。その中でも、とりわけ上昇が著しいのが銀(シルバー)です。

ここで、金、プラチナ(白金)、銀の上昇率を見てみましょう。年初来(2015年末と2016年7月11日終値の比較、ドル建てベース)では、金が+28%、プラチナが+25%上昇しているのに対して、銀は+48%上昇しています。

また、今回の急落直前(6月23日終値)との比較で見ると、金は+8%、プラチナが+13%上昇したのに対して、銀は+18%上昇しています。この1週間は、金は高値圏に止まりましたが、プラチナと銀は年初来高値を更新し続けています。

銀価格は、7年ぶりの安値となる13ドル台(1トロイオンス当たり、以下同)を付けた昨年12月を底に反転し始め、今年7月に入ってから約2年ぶりに20ドルを突破し、現在は21ドルを伺う展開です。銀相場に何か大きな変化が生じたのでしょうか? 

銀の特徴:幅広い工業用途、通貨としての価値も

さて、銀という貴金属の特徴をおさらいしましょう。銀は、産業向け用途が幅広い(電気伝導率、熱伝導率は貴金属の中で最大)、手頃な宝飾品として人気が高い(可視光線の反射率が高い)などのメリットがある一方、空気中で黒っぽく変色しやすい(硫化物生成)という欠点があります。

特筆すべきは、金と同様に事実上“通貨”としての価値があるということでしょう。実際、欧米では今でも銀貨が流通しています。

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最終更新:7月14日(木)11時35分

投信1

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