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富士重、防衛省向けヘリの民間転用機を東南アジアで拡販

ニュースイッチ 7月13日(水)7時20分配信

22年度から。「航空機同様に需要はある」

 【英ファンボロー=戸村智幸】富士重工業は防衛省に2021年度末に量産初号機を納入する予定のヘリコプター「UH―X」の海外民間市場を開拓するため、22年度から民間転用機「412EPI発展型機」を東南アジアで拡販する。海外の民間ヘリコプター市場は欧米が中心だが、東南アジアに潜在需要があると見て、市場調査や営業活動を開始する。ヘリ事業は防衛省向けが中心だが、海外民間市場の開拓に挑む。

 富士重は、UH―Xと、そのプラットフォーム機である412EPI発展型機を米ベル・ヘリコプター・テキストロンと共同開発中。UH―Xの納入開始後、412EPI発展型機を海外民間市場に売り込むため、東南アジアでのマーケティング活動に取り組む。

 UH―Xと412EPI発展型機の10分の1模型を出展した航空宇宙産業展「ファンボロー国際航空ショー」で、永野尚専務執行役員航空宇宙カンパニープレジデントは「航空機同様にヘリでも東南アジアの需要はある」と市場開拓に意欲を示した。

 412EPI発展型機はSUBARUのロゴを初めて取り付けたヘリになる。永野専務は「海外でも知名度のあるSUBARUブランドを生かす」と狙いを説いた。17年4月に社名をSUBARUに変更するのに合わせ、航空機事業でもブランドを浸透させる。

最終更新:7月13日(水)7時20分

ニュースイッチ