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埼玉プレス鍛造、中国工場に新鍛造ライン。車部品用アルミ部材の生産能力倍増

鉄鋼新聞 7/13(水) 6:00配信

 埼玉プレス鍛造(本社・埼玉県川口市江戸、社長・内海達二氏)は、中国・江蘇省の鍛造拠点「埼玉ろ合金精密鍛造(丹陽)有限公司」(所在地・丹陽市経済開発区通港西路=日本自動車部品工業園JAPIC)の生産ラインを増強した。約4億円を投じて第2鍛造ラインを新設したもので、9月をめどに自動車サスペンション用アルミ部材の増産に入る。生産能力を倍増の月間20万本超に強化し、欧米系自動車部品メーカーからの旺盛な引き合いに対応する。

 埼玉ろ合金精密鍛造(丹陽)は12年に設立され、14年に稼働を開始した熱間鍛造の完全子会社。2500トンメカ鍛造機1ラインで月間10万本の生産体制で運営していたが、現地に進出している欧州系自動車部品メーカーからの引き合いが増加。これらのニーズに対応するために1ラインの増設を決めた。
 このほど新設した熱間鍛造2号ラインは連続加熱炉、1500トン油圧鍛造機、T6熱処理炉などの設備で構成される。既存設備と合わせて熱間鍛造を2ライン体制とすることで、生産能力を従来の月10万本から20万本超へ2倍以上に強化する。
 新設の2号ラインは、1号ラインに比べて加圧力が小さくなっているが「我々の持つ技術ノウハウと中国の材料と技術を掛け合わせることで、加圧力が小さくても1号ラインと同様の製品を製造できる」(内海社長)ものとなっている。2号ラインはすでに製品の試作段階に入っており、8~9月ごろをめどに量産体制に入りたい考え。
 埼玉ろ合金精密鍛造(丹陽)は14年の稼働以来、日系自動車部品メーカー向けや欧州系自動車部品メーカー向けの販売をメーンに受注を伸ばしてきた。足元でも既存ユーザーからの引き合いが強いほか、高品質製品を求める新規ユーザーからの問い合わせも増加傾向。今後もそれらのユーザーへの安定供給を続けていく構え。
 埼玉プレス鍛造は72年に設立されたアルミ熱間鍛造メーカー。本社の川口工場と主力拠点である静岡工場(所在地・静岡県富士宮市)の国内2工場に加えて中国・丹陽に鍛造拠点、鎮江に酸洗処理拠点「鎮江新区鼎元表面処理有限公司」を有する。自動車(二輪・四輪)の足回り部品やフレームなどが主力製品。

最終更新:7/13(水) 6:00

鉄鋼新聞

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