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UACJ、中国で車向け製品拡販。製造拠点設立も検討

鉄鋼新聞 7月13日(水)6時0分配信

 【中国・上海発=遊佐鉄平】UACJは中国で自動車熱交換器材と電解コンデンサー用アルミ箔を主軸に拡販を進めていく。さらに中国における自動車軽量化ニーズに対し、“現地拠点の設立“も選択肢に含めた対応を検討する。12日に開催した事業説明会に中国販売会社「優艾希杰(上海)ろ材有限公司」(UACJ上海)の手島雅裕董事長(UACJ執行役員)と堀江克志総経理が語った。

 UACJは中国において、49%出資のアルミ板・箔製造会社の乳源東陽光精箔が製造する自動車熱交換器材などを主力製品として拡販している。自動車熱交換器材の事業環境について堀江総経理は「足元の中国マーケットは景気減速下の中で、先行き不透明感が強まっている。しかしながら、自動車産業については年率7%程度の成長が期待されている」と説明。その上で「耐食性などの技術や品質を武器に、自動車熱交換器材をさらに拡販していく」と語った。加えて電解コンデンサー用アルミ箔も拡販すべき製品として取り上げた。
 また、中国国内で高まる自動車軽量化ニーズに対して手島董事長は「自動車パネルや構造部材などのマーケットは、これからどこかのタイミングで大きな市場になるのは間違いない」とし説明。その上で「中国国内にそれらの専用ラインを置くかどうかを見極めていく」とした。

最終更新:7月13日(水)6時0分

鉄鋼新聞