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【徹底解説】知らなきゃ損する「自動車保険」 更新、加入時のポイントと具体例を説明いたします

マネーの達人 7月13日(水)5時28分配信

車を運転する人は、誰でも自動車保険には加入していると思いますが、普通は自動車保険について詳しく知らずに加入している人が多いのではないでしょうか。

総務省の統計によれば、毎年約50万件1日の発生に換算すると1400件の交通事故が発生しています。

日本損害保険協会によると交通事故で毎年約120万人が傷害をうけ、後遺症が残るのは約7万人、死亡者は約6000人です。

傷害をうける発生率

120万人 ÷ 1.2億人=1%

人生80年と考えれると80%の人が一生に1度は交通事故でケガをすることになります。意外に多い?!

1. 自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)

自動車保険には、法律で加入が義務付けられている「自賠責保険(強制保険)」と、個人の意思で加入する「任意保険」があります。

「自賠責保険」は、「自動車損害賠償保障法」で加入が義務付けられていて、「自賠責保険」に加入せずに自動車を運転すると

「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」
「免許停止処分(違反点数6点)」

自賠責保険証明書を携帯していない場合は「30万円以下の罰金」の処分があります。

「自賠責保険」は、事故の相手方の身体に関する損害のみを最低限補償し、相手方の物や自分や搭乗者や物については補償しません。この補償額は下記の通りで、それ以上の補償は加害者自身で負担しなければいけません。

自賠責保険は、どの保険会社で入っても補償内容や保険料は変わりません。

■自賠責保険の「損害の範囲」と「支払限度額」

2. 任意保険

任意保険で補償する損害は、相手方や車、建物、自分や搭乗者などですが

「相手方の補償」
「自分や搭乗者への補償」
「自車両への補償」
「その他の補償」

の4つに分類できます。

「任意保険」には「特約」で自分に最適な自動車保険を設計でき、補償内容をより充実させたり、補償範囲を限定することで保険料の節約もできます。

■相手方への補償

(1) 対人賠償保険

交通事故で相手方の車に乗っていた人や歩行者にケガをさせたり、死亡させた場合自賠責保険の補償上限を超える額の保険金が支払われます。

(2)対物賠償保険

交通事故を起こして、他人の車や物や建物に損害を与えた際に、保険金が支払われます。

■自分や搭乗者への補償

(3) 人身傷害補償保険

過失割合に関わらず、保険会社の基準によって「実損害額」の保険金が支払われます。車に乗っていた人の損害は、基本的に無条件に保険金が支払われます。

(4) 搭乗者傷害保険

自分の車に乗っている人(運転者・同乗者)がケガや死亡した場合に、保険金が支払われます。

(5) 無保険車傷害保険

賠償能力が十分でない車の過失による事故に巻き込まれた場合に、保険金が支払われます。

(6) 自損事故保険

運転手みずからの責任で起こした事故により、運転手自身が死亡・ケガをした場合に保険金が支払われます。

■自車両への補償

(7) 車両保険

事故で損害を被ったり盗難にあった場合保険金が支払われます。

■その他の補償

・ ロードアシスト…応急処置費用、レッカー等の運搬費用、宿泊費用、移動費用を補償

・ 弁護士費用…損害賠償請求を行う場合に生じる弁護士費用等や、法律相談をする場合の費用 

・ 個人賠償責任…自動車事故以外の日常生活の事故により、被保険者とその家族が他人にケガをさせたり、他人の財物に損害を与え法律上の損害賠償責任を負った場合、自転車で他人にケガをさせてしまったとき補償 

・ 自転車傷害…自転車走行中に転倒したり、歩行中に他人の乗っている自転車とぶつかったりして自分がケガの場合、保険金(死亡・後遺障害保険金最大500万円)を受け取ることができます

・ ファミリーバイク…125cc以下のファミリーバイクの運転中の事故により生じた損害(対人賠償・対物賠償・自・損傷害または人身傷害)について、主契約と同じ条件にて補償

・ 車両身の回り品補償…衝突、接触、火災、盗難等の事故で車両に損害が生じ、その直接の結果として車に「積載中の動産(衣類、カメラ、ゴルフ道具等)」に損害が生じた場合に、時価額を限度に補償

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最終更新:7月13日(水)5時31分

マネーの達人