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県立高入試課題検証へ 有識者委初会合

佐賀新聞 7月13日(水)15時59分配信

「特色選抜」導入から5年目、変更の是非含め議論

 県立高校の入試制度を有識者や学校長、保護者代表らが検証する委員会(委員長・中島秀明佐賀大大学院教授、12人)の初会合が12日、県庁で開かれた。特色選抜と一般選抜を全校で実施し、導入から5年目を迎えた現行制度について変更すべきかどうかも含めて課題を協議する。来年度中に意見をまとめ、県教委に提出する。

 一般選抜より1カ月早く実施される特色選抜は、全校による共通枠(A方式)と、スポーツや芸術分野に秀でた指定校枠(B方式)があり、各校が指定する3教科の学力検査を受ける。A方式の合格者は募集定員の1~2割だが、旧来の推薦入学と比べ、誰でも受験できることもあり、予行演習代わりに受験するケースも見られるという。

 委員会では、県教委が実施したアンケート結果を報告した。2回の受験機会があることについて、生徒や保護者から好意的な回答が多い一方、学校側からは必要性を疑問視する声や普通高校で「特色」を出す難しさ、高校での進路指導・授業時間確保への影響を指摘する意見もあった。

 委員からは「特色選抜が中学生の関心を生かした進路選択を推進するシステムになれば」「普通科高校としては5教科とも成績がそろった生徒をとりたい。特色選抜でも5教科にするか、(一般の)1回でいいという考え方もある」などの意見が出た。

最終更新:7月13日(水)15時59分

佐賀新聞