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【ブラジル】上期の黒字 過去最大を記録=貿易収支

サンパウロ新聞 7月13日(水)2時21分配信

 2016年6月(22営業日)のブラジルの貿易収支は39億7400万ドルの黒字となり、その結果、今年上期(1~6月)の黒字額は同時期のものとしては1989年の統計開始以来最大の236億3500万ドルに達した。開発商工省が1日発表した。

 今年6月の輸出額は167億4300万ドル、輸入額は127億7000万ドル。1営業日当たりの取引額は、輸出が前年同月比18.6%減の7億6110万ドル、輸入は同19.3%減の5億8040万ドル。

 輸出額は、半製品が前年同月比3.7%増と拡大したが、1次産品が同21.7%減、完成品が同21.0%減と沈んだ。1次産品の減額は主に原油(36.2%減)、銅鉱石(32.2%減)、コーヒー豆(26.3%減)などによる。完成品は燃料油(51.6%減)、自動車部品(33.1%減)、酸化/水酸化アルミニウム(31.0%減)などを中心に輸出額が落ち込んだ。

 15年6月に対する輸入額の縮小は主に燃料.潤滑油(49.7%減)、消費財(30.2%減)、中間財(19.9%減)の購入額が減ったことによる。資本財の輸入額はこれらとは逆に24.4%拡大した。

 16年上期累計の輸出額は902億3700万ドル、輸入額は666億200万ドル。1営業日当たりの額で比較すると、輸出は前年同時期に対して5.9%減、輸入はさらに大きい同28.0%減だった。

 原油やコーヒー豆、鉄鉱石などの輸出額が縮小した1次産品は前年同期比7.9%減。完成品は主に自動車部品、自動車用エンジン及びその部品、エンジン/発電機などの減額によって同4.0%減。半製品は鉄鋼半製品や皮革、鉄合金、アルミ地金などを中心に輸出額が縮小して同1.5%減だった。

 輸入は、燃料.潤滑油が前年同期比48.9%減、消費財が同27.5%減、中間財が同26.8%減、そして資本財が同19.9%減。

 この6カ月間の主要輸出先5カ国とその額は、中国210億ドル、米国107億ドル、アルゼンチン65億ドル、オランダ47億ドル、日本24億ドル。同様に輸入相手は中国114億ドル、米国112億ドル、ドイツ47億ドル、アルゼンチン42億ドル、韓国30億ドル。

サンパウロ新聞

最終更新:7月13日(水)2時21分

サンパウロ新聞