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食事も映画も韓国のトレンドは「おひとりさま」

ハンギョレ新聞 7月13日(水)12時9分配信

独飯族、独酒族に続き、一人で映画を観る「独映族」が4人に1人に 新韓カードトレンド研究所[日陰にいた一人族が日向に出て来た」 下半期の消費トレンド「軽い飲酒、夜文化、屋内スポーツ」

 会社の近所のワンルームで一人で暮らす会社員キム・ミジン氏(27)は「一人」が気楽だ。家の近所の美味しい店で一人で食事をし、カフェで音楽を聴きながらコーヒーも一人で飲む。映画も好きな芸術映画を一人で観る。去年の夏休みには旅行も一人で行ってきた。キム氏は「誰かと一緒にご飯を食べたり映画を観るのは、相手の好みも考慮しなければならないが、一人ならば悩む時間も少なく、あれこれ配慮する必要もないので気が楽だ」として「この頃は、私みたいな人が増えて、食堂や映画館に1人席もできたので他人の視線もあまり気にならない」と話した。

 「独飯族」(一人で食事をする人)、「独酒族」(一人で酒を飲む人)、「独旅族」(一人で旅行する人)に続き「独映族」(一人で映画を観る人)まで?単身世帯が増えて、文化生活も一人で楽しむ人が急増している。

 12日、新韓カードトレンド研究所によれば、映画館で映画チケットを1枚だけ買う人が4人に1人に達していることが明らかになった。映画チケット1枚購買比率は、2011年には19.1%だったが、2015年には24.4%に5.3%p増えた。飲食業種でも決済金額のうち「一人消費」が占める比重が2011年の3.3%から2015年には7.3%に倍以上増えたと分析された。成人10人に7人が「一緒より一人が気楽だ」と答えた最近の統計(ジョブコリア今年5月)が実証的に証明されたことになる。これは、以前は日陰で行われた「一人消費」が急速に日向に出てきているという意味にもなる。新韓カードトレンド研究所のナム・グンソル所長は「コンビニで1人用メニューを購入し自宅で消費する方式で「一人族」という事実を隠した消費形態が、今は堂々と一人で映画館に行ったり、外食して、カフェで一人で酒を飲む形に変わっている」と指摘した。

 また、新韓カードトレンド研究所はビッグデータ分析を通じて、今年下半期の消費3大トレンドとして「酒、夜、動を挙げた。“酒”は日常生活で軽くたしなむ酒を意味する。20、30代と女性消費者を中心に「スパークリングワイン」のような度数の低い酒が人気を呼び、軽くビールを飲み本を読める「ブックメク(本+ビール)カフェ」も増えている。スターバックスやポール・バセット、マクドナルドなど若い女性たちが好む店が夜にはビールを販売し、落ち着ける軽い飲酒空間に変わっていることと同じ流れだ。

 “夜”は夜間に楽しむ文化生活が増えることをいう。熱帯夜と祝祭に慣れた文化とともに、政府の政策支援などで映画祭やフェスティバル、夜間行事など夏の夜祭りが増える展望だ。“動”は体で楽しむ消費が増えるという意味だ。研究所はスクリーンゴルフやスクリーン乗馬など新しい形の屋内スポーツ文化が流行するだろうと予測した。

ユ・ソンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7月13日(水)12時9分

ハンギョレ新聞