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ライチョウひな、雄3羽雌1羽と判明 富山市ファミリーパーク

北日本新聞 7月13日(水)19時46分配信

 国の特別天然記念物で絶滅危惧種「ニホンライチョウ」の人工飼育に取り組んでいる富山市ファミリーパークは13日、6月末にふ化したひな4羽のうち3羽が雄、1羽が雌と判明したと発表した。ことし採取した卵を分散飼育する2施設でも雌雄が分かり、計12羽のうち雄が8羽、雌が4羽。順調に成長すれば、来年春の繁殖が可能となる。

 人工飼育は環境省が昨年から実施する保護増殖事業の一環。6月上旬と下旬に乗鞍岳(長野、岐阜県)で採卵し、パークなど3施設に4個ずつ運んだ。雌雄の判別は、卵の殻の内側に付着する組織からDNAを抽出して行い、上野動物園(東京)は雄3羽と雌1羽、大町山岳博物館(長野県大町市)は雄雌が各2羽と分かった。いずれもふ化から約2週間が経過し順調に成長。パークの4羽は、翼に羽が生え始め、ケージ内を元気に動き回っているという。

 山本茂行ファミリーパーク園長は「雌が4羽いてよかった。パークで昨年ふ化した雄3羽も含め、近親交配の可能性の少ないペアリングを考え、来年の繁殖に臨みたい」と話している。

 

北日本新聞社

最終更新:7月13日(水)19時46分

北日本新聞