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和歌山県の出生数が過去最少 自然増加率は全国41位

紀伊民報 7月13日(水)16時47分配信

 和歌山県内で昨年1年間に生まれた人数は前年より110人少ない7030人で、統計開始の1947年以降最少となったことが分かった。一方、死亡数は多く、出生数から引いた自然増減は5519人減。人口千人当たりの自然増加率(マイナス5・8)は全国41番目で、全国平均(マイナス2・3)を大きく下回った。

 厚生労働省の人口動態統計を基に県がまとめ、公表した。

 2003年以降の自然減少数を見ると、03年は1843人だったのに06年に3千人、09年に4千人、12年に5千人を超えるなど、自然減が拡大している。自然増加率が高い方からの全国順位は、ほとんどの年で40位台になっている。

 昨年の人口千人当たりの出生率は7・3(全国平均8・0)で全国37位と低い。一方、死亡数は1947年、2013年、14年に次いで4番目に多い1万2549人。人口千人当たりの死亡率は13・1(同10・3)で全国5番目に高かった。

 出生数が最も多かった47年は3万813人。その後急減し、71~73年の第2次ベビーブームで増加するが、その後減少傾向にある。

 死亡数は前年比60人減。1万3804人と最多だった47年以降減少し、78年に8100人となったのを底に増加。2013年には1万2773人に達し、その後微減している。

 県は昨年、県総合戦略を策定し、人口減抑制に向けた施策を本格化している。



 昨年の死亡者のうち、悪性新生物(がん)が原因だった人が27・1%と最多で、心疾患(16・6%)、肺炎(10・1%)、老衰(7・9%)と続く。

 人口千人当たりの婚姻率は4・5(全国平均5・1)で全国30位と低い一方、離婚率は1・97(同1・8)で全国6位と高い。この傾向は続いている。

最終更新:7月13日(水)16時47分

紀伊民報