ここから本文です

梅の魅力を絵本に 田辺商工会議所

紀伊民報 7月13日(水)16時45分配信

 田辺商工会議所(和歌山県)の梅産業観光フェア実行委員会(多田稔子委員長)は、梅の魅力を伝える絵本「お父さん梅干しに興味なし」(縦15センチ、横15センチ、22ページ)を6500部作った。不思議な物語を通じ、幅広い年齢層に梅に親しんでもらうのが狙い。市内の小中学校や図書館に配置するほか、イベントで配布する。

 絵本は梅干しに興味がないお父さんが、娘に渡した梅干しから起こる出来事を描いた、ファンタジー仕立ての物語。従来の冊子がテーマにしていた味や効能、加工法には触れずに、梅の魅力を伝える構成となっている。英語訳も付いている。

 デザイン、編集は東京の企画チーム「BambooCut(バンブーカット)」、絵はイラストレーターの佐々木裕さん。バンブーカットは、今年2月に田辺市で100種類の梅干しの展示・試食などを楽しむ「にっぽんの梅干し展in紀州」を企画するなど、国内外で梅干しをPRしている。

 多田委員長は「消費拡大のためのツールでなく、純粋に梅を楽しむ冊子。今までにない新感覚のものができた」と話す。

 実行委は12日、田辺市教育委員会に、市内41小中学校に配る約千部を贈った。中村久仁生教育長は「田辺の学校は体験やふるさと学習を通じ、梅との関係が深い。絵本も活用させてもらいたい」と感謝した。

最終更新:7月13日(水)16時45分

紀伊民報