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ウォルマートが本気のドローン導入。物流センターでの活用の次は、商品宅配も視野に?

ネットショップ担当者フォーラム 7/14(木) 7:01配信

米小売最大手Walmart(ウォルマート)の物流センターでは、カメラ付きのドローンが飛び回り、すべての商品が正しい棚に置かれているか確認しています。

ウォルマートの本社近くに位置し120万平方メートルの広さを誇る物流センターでは、蜂の群れが“ブンブン”飛ぶようなな音が聞こえてきます。その音は、オムツから電子レンジに至るまで、さまざまな商品が並べられている棚の間から聞こえてくるのです。

飛び回っているのは、特注のカメラを備え付けたドローンです。どこまでも続くように見える長い通路の間を上下に飛び回り、1秒間に30枚の写真を撮影。すべての商品が正しい場所に置かれているのかの確認を目的に、必要な商品を従業員がすぐに見つることができるようにドローンが全商品を撮影しているのです。

効率化を追求することで、世界一の小売業社に登り詰めたウォルマートは、最新技術を利用してさらなる効率化をめざしています。先日、その現場をジャーナリストに披露しました。

ウォルマートは、インターネットリテイラー社が発行する「」で第4位にランクしています。求められている商品を店舗へ確実に届けることは大切です。しかし、不透明な経済状況、競合との競争が激しさを増すなか、オペレーションをスリム化・効率化するのは、ウォルマートにとって重要な課題となっているのです。

ドローンが間違った棚に配置されている商品を見つけると、「管制塔」に通知が届きます。リアルタイムで更新される配列地図に赤いマークが点灯され、そこに従業員が急行。誤配置された商品を移動させます。

すべての棚の商品をマニュアルでスキャンするには2人の従業員が1か月間かけて作業する必要がありますが、ドローンは同じ作業を1時間で行います。また、人間が作業を行う場合、上部の棚をスキャンするために梯子を使うため危険が伴いますが、ドローンには操縦士さえも必要ありません。

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物流センターのドローンはまだテスト段階で、実際の運用まで少なくともあと6か月から9か月はかかる。

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最新技術の導入を担当するウォルマート社の副社長、シェカール・ナタラジャン氏はこう説明します。

全米に100以上の物流センターと約4500店舗を展開するウォルマートにとって、物流ネットワークでのドローン活用は計画の一部にすぎません。ただ、在庫チェック以外でのドローン活用法の詳細は明かしていません。

ウォルマートは2015年、連邦航空局に野外でドローンテストを行うための申請をしました。最終的にはドローンを活用した商品配送をめざしているようです。連邦航空局に提出された申請書類によると、ウォルマートはトレーラーが積んでいる在庫確認にも、ドローンを利用しようとしています。

「」で第1位のアマゾンやアルファベット社も、自宅への小包配送にドローンを使用しようと実験を行っています。

連邦航空局はより広く商業用のドローン利用を可能にするための規制緩和を進めていますが、ドローンの長距離飛行や配達用ロボットの飛行まで許可するためには、新しい規制を作る必要があります。

拡大を続けるアマゾンに対して巻き返しを図るウォルマートは、より早い配送をめざし、物流センターのネットワークを刷新。アマゾンのプライムサービスに似たサブスクリプション型の配送サービスを試験的に行っています。

また、消費者がオンラインでオーダーした商品を地元のウォルマート店舗で受け取れる「店舗受け取りサービス」を推進しています。

「Internet RETAILER」のオリジナル記事

最終更新:7/14(木) 7:01

ネットショップ担当者フォーラム

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