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【NFL】ブレイディ不在濃厚、ペイトリオッツ序盤戦の見通しは?

NFL JAPAN 7月14日(木)11時19分配信

 現地13日、ニューイングランド・ペイトリオッツのクォーターバック(QB)トム・ブレイディとNFL選手会が申し立てていた出場停止処分に関する控訴が米国第2巡回控訴裁判所に退けられたことで、ブレイディの開幕4試合の出場停止処分は引き続き有効となった。このため、ペイトリオッツの今季序盤はQBジミー・ガロポロに委ねられることとなる。

 9月は歴史的にペイトリオッツが最も苦手としている月だが、それでもここ10年の勝率72.7%はリーグ最高。ガロポロはこれまでの数少ない出場機会でも十分に通用することを証明済みだ。では今年のペイトリオッツの序盤戦の見通しはどんなものだろうか?

タフな開幕戦
 机上の計算では、ガロポロのキャリア初先発となる開幕戦は今季のペイトリオッツで最も厳しい一戦のように見える。アリゾナ・カーディナルスはリーグで最もタレントの揃ったチームの一つであり、特に今オフにはペイトリオッツからパスラッシャーのチャンドラー・ジョーンズが移籍している。地元で強いのもやっかいだ。昨季は13勝3敗。対戦するQBとオフェンスライン(OL)にとって、創造性に富んだブリッツは苦戦の要因となる。

3試合連続のホームゲーム
 第2週からはホームゲームが3試合続くが、これはNFLではまれなこと。その対戦相手は同地区ライバルのマイアミ・ドルフィンズとバッファロー・ビルズ、昨季のAFC南地区王者ヒューストン・テキサンズだ。3チームとも優秀なパスラッシャーがおり、ガロポロに拙速な判断を強いるために強烈なプレッシャーを何度もかけてくることが予想される。開幕4試合を3勝1敗で凌げれば、ペイトリオッツとしては御の字だろう。

ガロポロのアピール
 今季が3年目のガロポロは、自分をアピールするためのこれ以上ない機会を2度も得られる。一つは開幕戦のサンデーナイトフットボール(カーディナルス戦)で、もう一つは第3週のサースデーナイトフットボール(テキサンズ戦)だ。ルーキー契約最終年となる2017年を前にトレード価値を高める絶好のチャンスだと見る向きもある。

ブレイディの帰還
 出場停止処分が有効な限り、ブレイディの今季初戦は10月9日のクリーブランド・ブラウンズ戦となる。もしブレイディが疑惑明けだった昨季に大活躍できるなら、控訴却下はレギュラーシーズン残り12試合でのブレイディのプレイをより研ぎ澄ませるだけの結果になる。

<ニューイングランド・ペイトリオッツ>

最終更新:7月14日(木)11時19分

NFL JAPAN