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嘉手納F15照明弾誤射 基地上空で3発 「操縦士の不注意」

琉球新報 7月14日(木)5時4分配信

 【嘉手納】13日午前10時20分ごろ、米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が同基地上空で誤ってフレア(照明弾)を発射した。民間地への被害は確認されていない。嘉手納基地は同日夕、「パイロットの不注意でフレアを発射した」と誤射を認めた。同基地所属の米軍機は直近で2006年3月と8月、11年3月にもフレアを誤射しており、近隣住民からは「基地がある限り、事故はなくならない」などと反発する声が上がった。
 目撃者によると、機体は沖縄市方面から嘉手納基地に着陸しようと上空を旋回し、機体を水平にした後、着陸のため車輪を出した際に3発のフレアが発射されたという。
 滑走路が一望できる「道の駅かでな」に修学旅行生を案内していたバスガイドの比嘉明須香さん(35)も誤射を目撃し、「花火のような光が3発見えた。びっくりした」と話した。
 軍事評論家の前田哲男氏はフレアについて「自分の機体に対する攻撃を回避する装置なので、なぜ着陸前に上空で用いられたのか」と疑問を呈した。
 嘉手納基地では同日午後からはF15戦闘機による通常の訓練は確認されなかった。同基地は取材に対し「フレアは嘉手納基地内で発射され、地上に到達する前に焼失した。地域への影響はない」と回答した。
 県は13日、防衛局に対し再発防止を要請した。

琉球新報社

最終更新:7月14日(木)5時4分

琉球新報