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コロンビアとのFTAあす発効 車など輸出拡大へ=韓国

聯合ニュース 7月14日(木)10時4分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国とコロンビアの自由貿易協定(FTA)が15日に正式に発効する。韓国は中南米の主要市場の一つ、コロンビアで4390品目の関税が即時撤廃される。自動車や化粧品、食品などの輸出拡大を期待する。

 韓国産業通商資源部によると、コロンビアの2国間FTAは、アジアでは韓国が初めて。一方、韓国は対南米でチリ(2004年)、ペルー(2011年)に続くFTA締結となる。

 昨年の両国の貿易額は14億5000万ドル(約1510億円)だった。韓国は乗用車や自動車部品、合成樹脂、石油化学製品など計11億3000万ドル相当を輸出、原油やコーヒー、合金鉄を輸入し、8億ドルの貿易黒字を計上した。

 韓国はFTA発効から10年以内に品目数ベースで全体の96.1%、コロンビアは同96.7%の商品の関税を撤廃する予定だ。発効と同時にコロンビアは4930品目の関税を撤廃し、2797品目の関税を引き下げる。

 韓国の主力輸出品である乗用車(現行の関税率35%)は10年以内、自動車部品(5~15%)や乗用車用タイヤ(15%)は5年以内にそれぞれ関税が撤廃される。

 新たな輸出品目として期待される化粧・美容品(15%)は7~10年、医療機器(5%)、非アルコール飲料(15%)は即時関税撤廃の対象となる。コロンビアは近年、所得増加に伴い美容や医療、健康などへの関心が高まっており、FTA発効後はこれら分野で韓国企業の輸出拡大が見込まれる。

 韓国はコロンビアのコーヒーやレアアース(希土類)などに対し市場を開放する。コメや牛肉については開放除外や緊急輸入制限、関税割当など韓国の生産者を保護するための手段を取る。

最終更新:7月14日(木)10時38分

聯合ニュース