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<ポケモンGO>世界で話題になる理由 3分で分かる解説

まんたんウェブ 7月14日(木)14時26分配信

 「ポケットモンスター」の新ゲームアプリ「ポケモンGO」が6日に豪州とニュージーランド、7日に米国で配信をスタートし、世界各地で早くも話題になっている。日本での配信は今月中の予定だが、米国などでの人気過熱を受けて、任天堂の株価が約半年ぶりに2万円を超えるなど市場は反応した。「ポケモンGO」のゲーム内容と背景を解説する。

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 ◇位置情報ゲームとARゲームが融合

 「ポケットモンスター」シリーズは、プレーヤーがトレーナーとなり、さまざまなポケモンを捕獲・育成しながら他のトレーナーたちとバトルを繰り広げていくRPGだ。今回の「ポケモンGO」を理解するには、ポケモンの人気に加え、「位置情報ゲーム」と「ARゲーム」を知る必要がある。

 位置情報ゲームとは、実際に現実世界を移動して、特定の位置にたどり着くことを繰り返してゲームが進行する。インドアなイメージがあるゲームだが、外を歩き回ることが必須だ。

 「ARゲーム」とは、AR(拡張現実)を利用したゲームで、カメラ機能を使い周囲の景色を端末内に取り込んだゲームを指す。例えば部屋の映像を取り込み、それをバックにシューティングゲームをするといった遊び方が可能で、ニンテンドー3DSにも搭載されている。

 「ポケモンGO」は、ポケモンの世界観を軸に、両方を組み合わせたのがポイントだ。アプリをインストールしたスマートフォンを持って、実際の世界を動き回り、特定の場所に行くことでポケモンが見つかる。おなじみの「モンスターボール」を使えば、ポケモンを捕まえることができる。そして仲間のポケモンをそろえ、各地にあるポイント「ジム」の争奪戦に参加する。

 ◇“現実世界”で出会えるポケモン

 「ポケモンGO」を語る上で外せないのが、共同開発した「ナイアンティック」社だ。位置情報ゲーム「イングレス」を開発したこの企業は、2015年8月に設立したばかりのベンチャー企業だが、ジョン・ハンケ社長は、グーグルの元副社長でグーグルアースなどを手掛けた実績を持つ。元々はグーグルの社内ラボとして誕生し、独立するときもポケモン、グーグル、任天堂の3社が計3000万ドル(約31億円)を投資したことから、期待の高さが分かる。「ポケモンGO」の会見時も、ポケモンの石原恒和社長が「イングレス」のゲーム性を高く評価し、「イングレス」と「ポケモン」を融合させることで従来にないタイプのゲームを生み出すべく、フィールドでのテストプレーを繰り返していた。

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最終更新:7月14日(木)14時46分

まんたんウェブ