ここから本文です

カーシェアプラットフォームを丸ごと提供する…OTAkeys

レスポンス 7月14日(木)12時30分配信

都内・都市部でタイムズのカーシェアを見かけることが多くなった。個人間のカーシェアをビジネス化する動きまである。このビジネスを後押しする重要なテクノロジーがキーレスエントリーシステムだ。

[関連写真]

といってもただのリモコンキーではない。物理的なキーを使わなくても、ICカード(RFID)やモバイルデバイスを使って、車の予約や受け渡しにオフィスを構えたり、人間が対応する必要をなくしてくれるスマートキー、仮想キーなどと呼ばれるものだ。

ICカードやスマートフォンに紐づいた車のキーとなる情報で、車のロックを解除できたりエンジンをスタートできれば、予約やキーの受け渡しはオンラインで完結できる。返却時は、位置情報、ガソリンの量、利用時間、移動距離などの情報を管理サーバーに送信すれば、課金・決済処理もできる。つまり、車の保管場所さえ確保すれば、営業所のような施設も人員も不要だ。

また、このシステムは、営業車やタクシーの車両管理、運行管理にも応用可能だ。営業車の予約をイントラネットで行い、社員証(IDカード)をそのままキーとして有効すれば、営業車のキーが行方不明になった、というトラブルも減らすことができる。

システムは、ODBIIに接続する本体と、事業者ごとのサービス開発に利用できるソフトウェア群から構成される。本体はOnboard Connectivity Unit(OBU)と呼ばれ、GPS、Bluetooth、3Gモジュールを内蔵している。通信モジュールを自前で持つため、ファームウェアのアップデートも可能だ。今後のIoT製品に欠かせない重要な機能だ。Bluetoothはスマートフォンを仮想キーとして利用できるようにする。社員証や会員カードを利用したいなら、オプションでRFIDリーダーも用意されている。

ソフトウェアは、運行管理、カーシェアリングビジネスなどさまざまなアプリケーションを開発するためのSDKとAPIが提供される。すべてを自社で開発しなくても、モバイルデバイス用のアプリ、サーバー側の管理システム、Webサーバーなどもパッケージと関連ツールが用意されている。サーバー、ネットワーク、テスト環境など、コンチネンタルが用意したシステムやサービスを利用できるようになっている。

つまり、カーシェアリングビジネスを始めようと思ったら、予約、キーの受け渡し、返却、課金管理、決済までに必要な基本的なインフラやシステムはOTAkeysでそろえることができる。

このように語るのはコンチネンタルの松本浩幸氏だ。同社は、ベルギーの企業と合弁会社OTA Keysを立ち上げ、グローバルにカーシェア向けのプラットフォームやサービスを手掛けている。フランス、ドイツ、オランダ、スイス4か国で実際の導入が進んでいる。残念ながら、日本での採用はまだないとのことだが、今後、グローバルでカーシェアリングを展開するような企業がでてくれば、コンチネンタルのシステムを使うメリットは高まる可能性がある。

《レスポンス 中尾真二》

最終更新:7月14日(木)12時30分

レスポンス

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]