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朴大統領がモンゴルへ出発 ASEM首脳会合に出席

聯合ニュース 7月14日(木)19時6分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は14日午後、モンゴルで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会合への出席およびモンゴル公式訪問のため、専用機でソウル郊外の軍用空港を出発した。

 朴大統領がモンゴルを公式訪問するのは大統領就任以後、初めて。韓国大統領のモンゴル訪問は2011年以来となる。

 朴大統領は15、16の両日にウランバートルで開催されるASEM首脳会合に出席し、北朝鮮の核問題などを含む国際的な懸案について協議する。

 アジアと欧州の51カ国による今回の会合で朴大統領は北朝鮮の非核化を達成するために国際社会の団結が必要という点を強調するものとみられる。

 また、英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う、世界経済の先行き不透明感に対応するための協議も行われる予定だ。

 ASEM首脳会合には、中国の李克強首相や日本の安倍晋三首相も出席する。中国が強く反対してきた米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備が決定したことに加え、先ごろオランダ・ハーグの仲裁裁判所が南シナ海で中国がほぼ全域の管轄権を主張するのは国際法上の根拠がないとの判決を下したことから、朴大統領が李首相に対しどのような対応を取るのか注目が集まっている。

 ASEM首脳会合の期間中、中国や日本側との公式な会談は予定していないが、会場周辺で李首相や安倍首相と顔を合わせた際に短い会話を交わす可能性はあるとみられる。

 しかし、朴大統領がTHAADの在韓米軍配備問題や、中国の南シナ海問題に関して積極的に意見を出す可能性は低く、言及を避けるか、原則的な立場を述べるにとどめるとの見方が強い。

 ただ、THAAD問題については、11日に青瓦台(大統領府)で開かれた首席秘書官会議で「THAADは第三国を狙うものではなく、安保利益を損ねるものではない」とのメッセージを直接発信しているだけに、中国に対し「北の核・ミサイル威嚇に対する正当な自衛的防衛措置」と説明する可能性もある。

 17~18日はモンゴルのエルベグドルジ大統領の招きによる公式訪問として同国に滞在する。首脳会談では、エネルギー産業、保健医療、インフラ建設などに関する協力の拡大などについて協議する予定だ。

最終更新:7月14日(木)20時0分

聯合ニュース