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【注目米国株】シーゲイト株が大幅高、その背景と今後を探る

投信1 7月14日(木)20時10分配信

暫定決算の発表翌日に大幅高となったシーゲイト

2016年7月12日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均が約1年2か月ぶりに過去最高値を更新しました。

こうした中で注目されたのが、ダウの上昇率(前日比+0.7%上昇)を大幅に上回る同+22%上昇になったハードディスク駆動装置(以下、HDD)大手のシーゲイト・テクノロジー(以下、シーゲイト)の株価の動きでした。

シーゲイトは前日の11日に、2016年6月期Q4(2016年4-6月期)の暫定決算および全従業員の14%にあたる6,500人の人員削減を行うことを発表しています(正式な決算は8月2日に発表予定)。

市場全体が高値圏にある時には、出遅れ銘柄に注目が集まることは日本でもしばしば見られる現象ですが、もう少し詳しく、その背景を考えてみたいと思います。

なぜ、大幅高になったのか

シーゲイトの12日の株価が、市場全体を大幅に上回る上昇となった背景としては以下の3点が考えられます。

第1は、Q4の実績が会社側のガイダンス(会社予想)や市場コンセンサスを上回ったことです。Q4の売上高は26.5億ドルと前年同期比では約10%の減収ですが、ガイダンスの23億ドルを上回りました。

クライアント/コンシューマ向けは、パソコン市場の縮小傾向が続いていることやフラッシュメモリを使ったSSDへの置き換えが進んでいるため苦戦が続いていますが、エンタープライズ向けはデータセンターなどで使われる大容量タイプが好調に推移したことが寄与した模様です。

第2は、リストラの実施による採算性の改善への期待です。シーゲイトは、今回のリストラにより粗利益率を大きく改善できると発表しています。

第3は、株価指標面で割安感が強かったためです。大幅上昇前日の11日の株価は年初来で3割強下落した水準にあり、配当利回りは10%強に達していました。足元の業績好転とリストラのアナウンスにより、割安感と株価の出遅れ感に着目した買いが一気に集まったと推定されます。

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最終更新:7月14日(木)20時10分

投信1

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