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androp「Hana」ミュージックビデオ 制作チームの想い

SENSORS 7月14日(木)15時30分配信

andropのベスト盤『best[and/drop]』(7月27日発売)に収録される、これまで未音源化だった楽曲「Hana」。この楽曲のミュージックビデオは、ライブストリーミング形式となっており、かつ“花が枯れるまで“の限定公開となっている。このミュージックビデオに込めた想いやこだわりとは。

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このミュージックビデオ(www.androp.jp/hana)は、実際の生花に「Hana」のパフォーマンス映像やグラフィックをプロジェクションマッピングし、都内のスタジオより生中継されているもの。花の形に合わせてプロジェクションが自動制御され、ミュージックビデオも時間とともにその姿を変え、花が枯れるまでの期間限定で公開されている。

ディレクターを務めた川村真司氏(PARTY NY)は、androp 内澤崇仁の『この楽曲で伝えたかった「まわりに何を言われようと自分の信じたものを突き進んで欲しい」というような想いは、楽曲を制作した当時と全く変わっておらず、むしろ今この歳になったからこそ強く伝えられる部分も増えたと感じています。』という言葉に触れ(「Hana」は9年前に制作されたそう)、光、心、花、水、といった歌詞の世界に加えて「時の移ろい」もこの楽曲の大事なコンセプトなのではないかと感じたという。そこで、「限られた時間の中で精一杯咲き誇る花の美しさ、力強さ、儚さを通してandropからのメッセージを感じてもらえたらと思います」と制作されたのが、このミュージックビデオだ。

SENSORSでは、制作に携わったチームメンバーの方々にも細部のこだわりや込めた想いを尋ねた。ぜひ、制作の裏側の工夫にも注目しながらこの“枯れるまでの美しさ“を楽しんでほしい。

最終的にどう見えるのか、まだ誰にもわからない

実は映像を花に写しても、光の反射具合が通常のスクリーンとはまったく違うので、元の色とかなり変わってしまうのです。そこで映像チームのみなさんと実際に花に映像を投影しながら色調整などを行い、最もよい色味を配信時に出せるように、ギリギリまで調整していました。
同時にスイッチングコントロールによるカット演出も、細かく手打ちでリリース当日まで調整したりしていて、一見ごりごりテクノロジーを駆使しているようで、実はものすごく地道な作業を経て配信を行っています。
カメラやプロジェクターなども、自分たちで固定具を作ったりと非常に「手作り感」がある現場でした。ただ、自動化できる部分はなるべくするようにしていて、例えば花にプロジェクションする際に、映像がちょうど花の形にはまるようにマスキングという加工をするのですが、そこは深度カメラを駆使して、花が変形しても自動的に映像がその形状に合うように制御しています。
とはいえ枯れた状態でテストを行ったことはないので、最終的にどう見えるのか、まだ誰にもわかりません。キレイな状態のものも当然見てほしいのですが、是非毎日覗きに来ていただき、枯れていく様子を見ていただければと思います。(城戸要地氏 Developer / PARTY)

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最終更新:7月14日(木)15時30分

SENSORS