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豊田2発、エースの貫禄 好調攻撃陣をけん引 鳥栖2-0湘南

佐賀新聞 7月14日(木)12時21分配信

 チームの浮上に向けて、エースが最高のゴールで試合を決めた。好調な攻撃陣をけん引するFW豊田が、利き足とは逆の左足で2得点。第2ステージ3戦負けなしの鳥栖を支える大黒柱は「危険な所に顔を出して、しっかりと決められた」と上機嫌だった。

 「ニア(サイド)を狙える予感はあった」という。前半立ち上がりから攻め込む中で、守備の死角を探り続け、迎えた15分、MF高橋の低いクロスに中央から走り込んで左足を振り抜いた。

 後半に入っても前線でスプリントを繰り返し、好機をうかがった。そして16分、ゴール前でMF福田のミスキックをとらえ、「冷静にトラップして決められた」と左足ボレーで豪快に蹴り込んだ。

 第1ステージはリーグワーストの10得点だった鳥栖攻撃陣。第2ステージは開幕から3試合で7得点と勢いが止まらない。自身も3戦で3得点の豊田は「イメージしている所にボールが来ている」とアシストする仲間に感謝しつつ、「前半戦は結果が出なかっただけ。決めきれる力を証明できている」と胸を張る。

 フィッカデンティ監督は「毎試合、やるべき動きをしている」と豊田に全幅の信頼を寄せ、強調する。「フィニッシャーとして彼がいるからこそ、アシストも生まれる」

 この日で今季8点目となり、J1で前人未到の「5年連続15得点以上」まであと7点。大記録も射程圏内に入り、豊田は「あと100試合ぐらいあればいいけど」とジョークを交えながら、「限られたチャンスで決めに行く」と力強く語る。そして「このいい流れを崩さない」。エースの決意を見せた。

最終更新:7月14日(木)12時21分

佐賀新聞