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前半戦で圧巻の貯金「30」、ホークス工藤監督が見る独走の要因&MVPは?

Full-Count 7月14日(木)9時53分配信

貯金は「(予想より)遥かに上」、前半戦「投」のMVPは和田

 13日のロッテ戦に勝利し、今季最多の貯金30でオールスターブレークに入ったソフトバンク。工藤公康監督のシーズン前半戦の総括会見と、その後も囲み取材分を含めて一問一答形式でまとめてみた。

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――大きな貯金をもってシーズンを折り返すことになったが?

「選手たちが3連覇という大きな目標のために、シーズン最初からしっかりといいコンディショニングで戦ってきてくれたおかげ。本当に選手たちに感謝しかないですね。貯金は(シーズン当初の予想より)はるかに上。他のチームもがんばっているのでゲーム差自体はそれほど広がっていませんが、十分な戦いをしてくれていると思っています」

――試合の終盤に競り勝つ試合も多かったが、チーム力についてはどう見ているか?

「最後まで諦めないという気持ちがみんなにあるから逆転劇も生まれるし、3連覇したいという思い、何とか勝つんだという思いが試合の中に出ていると思います。長いシーズンなので、試合に出ていても身体の中で痛みを伴ったり、苦しいところもあるのでしょうが、そういう素振りも見せずにしっかり試合をやってくれている選手たちは、本当に意志が強いと思います。野手だけではなく、ピッチャーも『これ以上、点はやらないぞ』と抑えてくれているからこそ、最後の逆転につながっていると思います」

――前半戦の中で印象に残った試合は?

「吉村くんが素晴らしい2本のホームランを打った楽天戦(4月17日)ですかね。あれは本当に今年のチームを象徴するような試合。みんなが諦めないでチャンスを作り、吉村くんがしっかり打ってくれたというところは、ボクの中に残っています」

前半戦「打」のMVP&後半戦のポイントは?

――前半戦のMVPを選ぶとしたら?

「投げる方では、今年加入した和田投手が9勝という勝ち星をあげているし、練習であったりトレーニングする姿であったりで、若い人にいい影響を与えてくれているんじゃないかなと思います。打つ方では、安定したバッティングをしてくれているのはキャプテンの内川選手だとは思いますが、城所くんが交流戦でMVPを獲ったり、柳田くんが交流戦で3割近くまで戻したりもしました。そして、松田くんはここというところで打ってくれた。

 当然、ベンチでの声であったり、球場を盛り上げる『熱男』のパフォーマンスであったり、そういうのがチームの士気を上げてくれましたね。単純に打つとか投げるとかではなく、ベンチの中でみんなが明るく元気でやって、それに乗せられて打席に入る選手が打つということがたくさんありましたね」

――開幕からホークス包囲網と言われてきたが?

「いいピッチャーをみんなウチに当てて来るというのはすごく感じています。ロッテもオリックスも楽天もね。ウチばかりに当ててきたら他のところで大変なんじゃないの、他のところにも分けてよって思いますけど(笑)。それは強いチームの宿命だからしょうがない。そういうところで打っていかないといけないし、点をやらないようにしないといけない。大変だとは思いますけど、上にいるというのは常に大変なことなんで」

――後半戦のポイントは?

「今年のチームはすごくバランスがいいと感じています。ピッチャーが抑えて逆転して勝ったり、接戦で勝つ。あるいはピッチャーが打たれても、それ以上に点を取って勝つ。だから今の位置(首位)にいることができている。打つ、投げる、走るも含めてダントツにいいわけではなけど、総合的な部分が噛み合って、ここまで来ているという印象です。今年はバランスで勝つ年なのかな、と。後半戦もこのバランスを崩さないようにしていきたいですね」

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最終更新:7月14日(木)11時18分

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