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米国で豆腐が大人気!ハウス食品が「大豆食品のメーカー」として攻勢

ニュースイッチ 7月14日(木)16時30分配信

豆腐チゲセットやオーガニック品など強化

 ハウス食品グループ本社は米国の豆腐事業で、2017年3月期に98億円の売上高を目指す。前期に比べ2億円増、03年3月期の約20億円からはほぼ5倍になる。米国では健康食やダイエットの志向の高まりで、大豆原料の豆腐市場が拡大している。一方で価格競争も激しくなっており、同社は有機栽培大豆を使った豆腐など高付加価値品の営業を強化する。調味ソースを付けた調理セット商品も18日に1種類を追加し、計7種類に増やす。

 ハウス食品グループ本社の16年3月期米豆腐事業売上高は、前期比4・5%増と好調だった。米市場で同社は、肉に比べて低脂肪な「大豆食品のメーカー」とのイメージが追い風になっている。

 日本で豆腐は、冷ややっこなどのように生で食べる場合も多い。だが、米国では豆腐チゲや野菜炒めなど、加熱調理で食べる方法が主流。同社は加熱調理のセット商品を充実させ、米市場を深耕する。有機栽培大豆のオーガニック豆腐の売り上げも、16年3月期は同3割増と好調。差別化商材をテコに、自然食レストランなどへ営業を強化する方針だ。

 ハウスは米国で調味ソースを付けた豆腐チゲセット3種、野菜炒めセット3種を販売している。野菜炒めはスパイシーオレンジとガーリックステアフライに16年2月、スイートテリヤキを追加。豆腐チゲは現在3種。18日にエクストラホット味を追加発売し、顧客のさまざまな味の好みに対応する。

 通常の豆腐では、固さの違う6種の商品を販売。固い商品は主に炒め物用、やわらかい商品はスムージーやデザートに使われる。「豆腐にオレンジジュースを混ぜてミキサーでスムージー状にした健康ドリンクが人気」(渡辺昭生国際事業本部国際事業推進部長)という。

最終更新:7月14日(木)16時30分

ニュースイッチ