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地場素材でにぎわいを 三浦海岸海水浴場が50年

カナロコ by 神奈川新聞 7月14日(木)13時24分配信

 三浦海岸海水浴場(三浦市)で、にぎわいを取り戻す試みが始まった。地場の素材を使ったバーベキューができる海の家の開業や水上アトラクション設置など、有志が知恵を絞る。ことしは京急線三浦海岸駅の開業から50年の節目だが、レジャーの多様化を背景に来場者は減少傾向が続いており、新しい海の楽しみ方を発信して客足増につなげる狙いだ。

市観光商工課によると、三浦海岸海水浴場の来場者数(海開き~8月末)は、1971年の約400万人をピークに減少傾向。この15年は30~70万人台で推移している。

 半世紀以上続く海の家を営む男性(75)は「駅開業から15年ぐらいは、夏場は砂浜を歩けないくらい人が埋まっていた」と振り返る。かつては海の家が浜辺にずらりと並んでいたが、今夏の開業は8軒。設置や撤去に経費がかさみ、持ち込みなどの影響で飲食の利用が伸び悩む上、経営者の高齢化も進んでいる。

 そうした中、三浦市や横須賀市出身の若手経営者らが、「盛り上げたい」と立ち上がった。バーベキューを楽しめる海の家を新たに開業し、三浦産の野菜や横須賀・佐島漁港で水揚げされた魚介類などを用意する。海上には16日から、ビニール製の滑り台などを浮かべるアトラクション「ウオーターパーク」が昨年に続いて設置される。

 三浦海岸海水浴場運営委員会の大島敬三委員長は「俗化しないことが大事だが、イベントなどを通じて若い人を呼び込みたい」と話している。

 京急は31日に品川~三浦海岸間で特別電車「京急マーメイドトレイン」を運行。車内で水着のファッションショーを催す。

最終更新:7月14日(木)13時24分

カナロコ by 神奈川新聞