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顕彰決議文を進呈 杉原千畝の親族に鎌倉市議会

カナロコ by 神奈川新聞 7月14日(木)16時33分配信

 第2次大戦中、多くのユダヤ人に「命のビザ」を発給してナチスの迫害から救い、晩年を鎌倉で過ごした日本の外交官、杉原千畝(ちうね)(1900~86年)の四男伸生(のぶき)さん(67)が13日、鎌倉市役所を訪れた。杉原を顕彰する市議会の決議文を受け取った後、市内にある杉原の墓前で手を合わせた。

 駐リトアニア領事代理だった杉原は、ユダヤ人難民に独断でビザを発給して約6千人の命を救った功績から、「日本のシンドラー」とも称される。杉原の没後30年を前に、同市議会は6月定例会で「人道的行為を尽くされた杉原千畝さんを顕彰する」とした決議案を可決していた。

 ベルギー在住の伸生さんは妻エシンさん(47)と訪れ、中沢克之議長から決議文を受け取った。「父は海が好きで、富士山が見えるところがいいと墓を買った。鎌倉の人々に迎えてもらい、名誉に思う」と話した。

最終更新:7月14日(木)16時33分

カナロコ by 神奈川新聞