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THAADへの報復処置…ロシアが極東で軍備強化

ハンギョレ新聞 7月14日(木)22時27分配信

中国、THAAD配備決定の撤回を要求…「必要な処置取る」 ロシア、クリル諸島に太平洋艦隊の基地を新設することに

 高高度防衛ミサイル(THAAD<サード>)の韓国配備の決定と関連し、中国が強力な反対の立場を再確認した。中国とともに、「戦略的な均衡が崩れた」と批判しているロシアは、これに対抗する「報復処置」を既に開始したものと見られる。 

 中国外交部の陸慷・報道官は13日の定例ブリーフィングで「米韓が韓国にTHAADを配備するのは、この地域の戦略的な均衡を深刻に破壊する行為であり、中国を含むこの地域の国々の戦略的な安保利益に重大な損害を与えるもの」としたうえで、「これはまた、(朝鮮)半島の平和と安定を保護することと、これに向けた努力とは相反するもの」という立場を再確認した。陸報道官は同日、THAAD配備の撤回を再び要求する一方、「中国は自国の平和と安定を保護するために必要な処置を強く進める」とし、関連措置の実行を予告した。

 ロシアはクリル諸島(日本名・千島列島)周辺で軍備強化の動きを見せている。環球時報は同日、ロシアのメディア報道を引用し、ロシア連邦当局がクリル列島のクナシル島(日本名・国後島)とエトロフ島(日本名・択捉島)で軍事インフラの再建工事を進めていると報じた。毎日新聞も9日付で、ロシアがクリル諸島中部の火山島であるマトゥア島(日本名・松輪島)に太平洋艦隊基地を新設するという内部決定を下したと報じた。同紙は「THAADを在韓米軍に配備すると決めたのを受けて、ロシアでは極東における軍備強化をより一層進めるべきだとの議論が出ている」と分析した。

 ロシア上院国防委員会はTHAADの韓国配備が発表された今月8日、クリル諸島にミサイル部隊を配置することもあり得ると発言した。

北京/キム・ウェヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7月14日(木)22時27分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。