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「直指」をドキュメンタリー映画に チョン・ジヨン監督がメガホン

ハンギョレ新聞 7月14日(木)12時1分配信

西洋人の目で「直指」を探す過程を紹介

 世界最古の金属活字本として残る「直指心体要節」(直指)がドキュメンタリー映画として復活する。

 忠清北道清州(チョンジュ)市は、直指を素材に映画が製作中で、9月の直指コリアフェスティバルで披露する予定だと13日明らかにした。映画はアウラ・ピクチャーズが製作し、「折れた矢」、「南部軍」などを演出したチョン・ジヨン監督がメガホンを取る。

 「直指を訪ねて」(仮題)というタイトルで昨年7月に製作に入り、11月にフランスやドイツなどを訪ねる撮影をすでに終えている状態だ。現在は後半の終盤編集作業の真っ最中。映画を製作したプロデューサーのチャン・ドンチャン氏は「90分から95分ぐらいを考えており、来年1月のサンダンス映画祭に出品した後、3月に正式に公開する予定だ。それに先立つ直指フェスティバルで、試写会の形で何回か上映する計画がある」と話した。

 映画は主人公として登場するカナダ人俳優のデービッド・レドモンから始まる。チャン氏は「フランスで映像学を勉強していたレドモンがこの世に一冊しかない直指の原本(下巻)をフランス国立図書館が所蔵しているという事実に着眼し、直指の歴史性などを記したシナリオをチョン監督に渡し、これを見たチョン監督らが製作を決めた」と話した。

 映画は、高麗時代に刊行された直指という金属活字が持つ歴史性だけでなく、直指より78年遅れたが、西洋最高の金属活字本として残っているグーテンベルク聖書との比較もされる。チャン氏は「製作過程での多くの史料と専門家などの考証を通じ、グーテンベルクは印刷機を発明したが金属活字を発明したわけではないということを確認し、映画に収めた。西洋の視点で見れば、やや衝撃的に映る可能性がある」と話した。

 映画には200人余りの学者などの専門家へのインタビュー、直指を所蔵するフランス国立図書館を訪問する過程で発生したエピソード、グーテンベルクの聖書の取材過程、直指復元過程なども盛り込まれている。

 チャン氏は「国内はもちろん直指の存在をよく知らない西洋人に直指が持つ価値、歴史性などを伝えたいので英語で製作している。当時の文化革命のアイコンだった驚くべき直指に出会うことになるだろう」と耳打ちした。

オ・ユンジュ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7月14日(木)12時1分

ハンギョレ新聞