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「自ら明かすべきだった」 矢後県議が会見

北日本新聞 7月14日(木)0時50分配信

■憔悴 議員への未練も

 グレーのスーツと紺のネクタイ姿で13日の会見に現れた矢後肇氏は、憔悴しきった表情で自らの不正を告白した。「県民の信頼と期待を裏切ってしまった」。伏し目がちに、途切れ途切れに話し、いつもの自信にあふれた姿はなかった。

 「なぜ不正を隠し続けていたか。自ら明かして返すべきだった」。2014年夏に元兵庫県議の政務活動費問題を知って不正行為をやめたが、心のどこかでやましさをいつも抱えていたという。「北日本新聞の報道によって胸のつかえが下りた部分があった」と語った。

 素直に不正を認める一方、進退については明言を避けた。

 「議員になった頃の志がなくなったわけではない」。議員への未練を見せた。


■「論外の行為」/自民・鹿熊会長
 自民党県議会議員会の鹿熊正一会長は13日、矢後肇氏の不正請求について「論外の行為。副議長辞任、会派離脱は残念だが、やむを得ない」とし、できるだけ速やかに役員会を開き、今後の対応を協議するとした。

 不正請求を見抜けなかったことについては「ルールに沿った報告があれば、会派としての内容のチェックには限界がある」とし、所属議員に対し「政務活動費の趣旨を改めて徹底したい」と述べた。

北日本新聞社

最終更新:7月14日(木)17時20分

北日本新聞