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輪島の商店、学びの場に 9月から「まちゼミ」、店主が専門知識伝授

北國新聞社 7/14(木) 3:04配信

 輪島市商店連盟協同組合(輪島スタンプ会)は9月15日から1カ月間、各店で店主が一般向けに専門知識や地元に伝わる知恵を伝授する「まちゼミ」を開く。店主の個性を打ち出して店のファンになってもらい、商店街全体の集客力アップを狙う。全国商店街支援センター(東京)の事業採択を受け、能登地区初開催となる。組合では継続的に実施し、売り上げ増につなげる。

 「まちゼミ」の創始者で、愛知県岡崎市の「岡崎まちゼミの会」代表を務める松井洋一郎さんを迎え、12日に輪島商工会議所で開催前の最終研修会が開かれた。輪島スタンプ会は入門、実践各コースの研修を重ねており、最終研修では、健康、料理・グルメ、美容、歴史・文化といった講座内容に人気が集まっていることが紹介された。

 1カ月間の「まちゼミ」期間中、各店主が都合のいい日程で1~3講座を設ける。研修会参加者は各店で考えている企画を発表し、酒店のおかみさんによる「美文字講座」、呉服店の「これは便利! 風呂敷・手拭い活用術」、薬店の「更年期を楽しく過ごす『美』講座」などが紹介された。

 スタンプ会の20店舗以上が参加する予定で、7月中に全ての講座内容を決める。9月の開始日の1週間前から、ゼミ受講者の受け付けを始める。

 スタンプ会では成果を検証した上で、来年3月には第2弾を実施し、来年度以降も継続して定着させる方針である。小山桂一理事長は「各店が連携して盛り上げ、大型店にはない魅力で商店街を活性化させたい」と話した。

 「まちゼミ」は2002年に岡崎市で始まり、現在は全国254地域に広がっている。県内では白山市千代尼通り商店街協議会、金沢中心商店街武蔵活性化協議会が取り組んでいる。

北國新聞社

最終更新:7/14(木) 3:04

北國新聞社