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エジルに移籍の勧め、古巣会長「パリSG、ミラン、バイエルン、中国と渡り歩いて」

ISM 7月15日(金)16時58分配信

 ドイツ代表MFメスート・エジルの古巣、ドイツ4部のロートヴァイス・エッセン(略称RWE)の会長が、同選手にアーセナル(イングランド)からの移籍を“懇願”した。英『イブニング・スタンダード』紙(電子版)が現地時間14日に伝えている。

 エジルはRWEのユース育ち。同クラブはかつて国内タイトルだけでなく欧州のタイトルも争ったが、現在はアマチュアの4部に所属し、深刻な財政難に陥っている。ただ、育てた選手が他クラブへ移るごとに「連帯貢献金」という形で移籍金の一部が懐に入るため、RWEにとっては、エジルが1クラブに留まるより、裕福なクラブへ移籍を繰り返してくれれば、予算が増えることになる。

 同紙によると、RWEのミヒャエル・ヴェリング会長は「メスート個人の成長を考えれば、1年か2年パリで暮らすことが非常に重要だと言える。芸術やフランスのライフスタイルに触れて、W杯優勝の経験をパリSGに伝える必要がある」とコメント。フランス王者への移籍を推薦した。

 ヴェリング会長は「もちろんその後はイタリアに行かなくては。ミランなら素晴らしいだろう。セリエAの次はバイエルン(ドイツ)に移籍すれば非常に喜ばしいね。彼はイスタンブールでプレーしたいと言ったことがある。それから、ご存知のように、アメリカは選手のブランド価値を高めてくれる場所だ。その後は、そうだな、中国は選手に高額な給与を支払っているね」と、さらに夢を広げ、「これがメスートのシンプルなキャリアプランだよ。毎年ヨーロッパのクラブで大きな移籍を繰り返すんだ」と述べた。

 もちろん、これは“臨時収入”で負債を返したいヴェリング会長の冗談。「これだけのことをしてくれれば、メスートはこのクラブの名誉会員になれる」と、締めくくった。

 同会長によれば、RWEの年間予算は約600万ユーロ(約7億9000万円)だが、エジルがレアル・マドリー(スペイン)からアーセナルに移籍した際には、連帯貢献金のおかげで予算が約60万ユーロ分増加したという。小さなクラブにとっては大きな数字だ。

 ただし、エジルは昨季19アシストを記録するなど、アーセナルにとって欠かせない選手となっている。ファンは同選手の移籍を許さないだろう。

 それでも、ヴェリング会長は「アーセナルはティエリ・アンリ(の移籍)を乗り越えたのだから、メスートの場合も可能だろう」「サッカーファンとして、私はアーセナルの成功を祈り続けるよ。マンチェスターの両クラブが新しい監督を迎え、ユルゲン・クロップがリヴァプールを率いていても、アーセナルは来年イングランド王者になれると願うよ」とコメント。同選手が抜けてもアーセナルは成功できると話していた。

最終更新:7月15日(金)16時58分

ISM

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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