ここから本文です

波形同期型ハイスピードカメラにサーモグラフィ機能を搭載

MONOist 7月15日(金)7時55分配信

 シナノケンシは2016年6月23日、波形同期型ハイスピードカメラ「PLEXLOGGER(プレクスロガー)」の最新モデル「PL3」に、ハイスピードカメラとサーモグラフィとの切り替えが可能なマルチカメラ機能を搭載したと発表した。

 新機能を搭載したPL3では、サーモグラフィの撮影映像と各種センサーデータを同期して記録し、その場ですぐ再生・同期解析が可能。熱源の放射熱状況を撮影するだけでなく、電圧/電流/圧力/振動などの波形データとの複合的な同期解析にも対応できる。

 測定可能温度は-40~500℃で、オプションの高温対応フィルタ使用時は400℃~1500℃に対応する。また、SSDを搭載し、最大12時間25分を記録できる。本体ユニットのサイズは212×257×62.5mmで、7.5インチの液晶を搭載。熱源/温度分布の解析用ソフトウェア(Windows版)を標準添付し、記録した波形データを映像と同期させた周波数解析も可能にした。

 主な用途は、大学や研究機関での研究開発や、電力発電設備・プラント機器、各種製造設備の保守メンテナンス、電子基板の品質管理/製品の設計評価、製造現場での製品/設備の温度管理、電気機器/電子部品の発熱・冷却制御評価など。オプションとして、最大1500℃の高温測定が可能な高温対応フィルタも同時に発売しており、はんだ/溶接の接合など、高温度帯の製造工程での温度測定や熱現象の解析、加工/成型品の評価などにも用途を拡大できるとしている。

最終更新:7月15日(金)7時55分

MONOist