ここから本文です

<浦和レッズ>三菱自の日産傘下入りで注目される人気クラブの行方

まんたんウェブ 7月17日(日)11時0分配信

 燃費データの改ざんで窮地に陥った三菱自動車を救った日産自動車。三菱自動車が日産の傘下に入ることで、グループ下に横浜Fマリノスと浦和レッズの二つのクラブが存在することになるのだ。Jリーグ屈指の人気チーム、浦和レッズは果たしてどうなるのか。【経済界】

 ◇日本一の人気クラブの行方

 三菱自動車は燃費データ改ざんの問題から自主再建を断念。10月の第三者割当増資で日産自動車が三菱自動車株の34%を取得し、今後は日産自動車の傘の下で出直すこととなった。三菱自動車は今期の業績予想も1450億円の赤字へと転落する見通しを発表しており、まだまだ険しい道のりが続く。

 さて、そのあおりを受けたのが、現在三菱自動車が50.625%の株を保有するJリーグの浦和レッズだ。日産自動車が同じJリーグのライバルクラブである横浜Fマリノスの株を74.59%保有しているということで、今後、「合併され青いユニホームへと変わるのではないか」、はたまた「別の資本関係が生まれ、違うチームへとなってしまうのではないか」といった、ファンやサポーターの不安がネットを中心に渦巻いた。

 Jリーグの規定では、「ある特定の個人または企業が株主として複数のクラブの株式を直接間接問わず保有する場合、その結果、当該複数のクラブが『子会社』や『関連会社』に該当してはならない」といういわゆるクロスオーナーシップの禁止事項がある。つまりマリノスが日産自動車の子会社ということで、今後、三菱自動車が日産自動車の傘下に入ることになった場合、浦和レッズが、このクロスオーナーシップの禁止事項に触れる恐れがあるというのだ。

 ただ、浦和レッズはJリーグでも断トツの人気を誇り、15年の営業収入は約61億円とリーグナンバーワンである。入場料収入も約22億円と、2位のマリノスに2倍以上の差を付ける。そんな人気クラブなだけに、三菱自動車の支援がなくなったところで存続が危ぶまれることはないのだが、浦和レッズのクラブカラーである赤は前身の三菱サッカー部の時代から受け継がれてきた。そして正式名称の浦和レッドダイヤモンズのダイヤモンドも三菱のロゴに由来していることから、サポーターも三菱グループとも別れを望んではいない。

1/3ページ

最終更新:7月17日(日)11時0分

まんたんウェブ