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舞台版『逆転検事』の物語はゲーム未収録の“幻のエピソード”! ゲネプロ公演をリポート

ファミ通.com 7月15日(金)18時2分配信

文・取材:編集部 立花ネコ、撮影:カメラマン 永山亘

●今度は『逆転検事』が舞台化!
 カプコンの『逆転検事』シリーズを原作とした“舞台「逆転検事 逆転のテレポーテーション」”が、本日2016年7月15日(金)より東京・六行会ホールにて開幕! 初回公演前に、マスコミ・関係者向けのゲネプロ公演が行われた。

 『逆転検事』シリーズ初の舞台化となる本作は、『逆転検事2』に収録される予定だった幻のエピソードをベースに、舞台用に物語をリニューアル。舞台版『逆転裁判』シリーズにも出演していた和田琢磨が引き続き御剣怜侍役を務め、ふたりのオリジナルキャラクターも登場する。

 ゲネプロ公演前にはキャスト陣が一挙登壇しての舞台挨拶も実施。約3年前の舞台版『逆転裁判』初演より御剣を演じる和田は、「再演も含めて今回が5公演目。それにふさわしい舞台になったと確信しています。テレビアニメやゲーム『逆転裁判6』でさまざまな方向からシリーズが盛り上がっているので、その一端を担えるよう、舞台版の僕らもチーム一丸となってがんばります」と意気込みを見せた。またオリジナルキャラクターである飛鳥井友郎を演じる富田は、「見た目通り、先生の役です(笑)」と冗談交じりに話しつつ、「昔地球を守っていた経験があるので(笑)、その経験を活かして御剣さんと戦いたいと思います」と語った。

 つぎのページでは、そんな気合十分の本作をリポート。ネタバレは差し控えるものの、劇中カットを含むのでご注意を! なお公演時間は、休憩なし約2時間となる。

●シリーズらしいコメディパートも楽しい!
 物語の舞台となるのは、過疎化の進む“龍神村”。この山奥にたたずむ祠の前で、とある殺人事件が起こる。たまたま村を訪れていた御剣や美雲らは、犯人と真実を突き止めるべく捜査を進めることになるのだが……。

 舞台はまさにゲームの軽快なノリをそのままに、テンポよく進行。キャスト陣は個性もアクも強いキャラクターを見事に着こなし、完璧なビジュアルと賑やかな掛け合いで『逆転検事』の世界を舞台上に完全再現していた。本筋は本格的なミステリーながら、思わず笑ってしまう、シリーズらしい“笑い”の要素もたっぷり。緊迫感溢れる捜査や謎解きとの緩急、そしてプロジェクションマッピングなどを活用した映像演出で、約2時間の公演時間があっという間に過ぎた。原作ゲームでおなじみのBGMや効果音、アイテムも取り入れられており、原作ファンであればより一層“ゲームの中から飛び出してきた!”という驚きを感じられることだろう。また、“その場にはいるけれど、スポットライトの当たっていないキャラクター”の表情も、舞台ならではの見どころのひとつ。思い返して「ああ、あのシーンのあの表情はそういうことか!」と膝を打ち、「もう一度観たい!」と思うこと請け合いだ。

 “龍神村”での事件はすぐに解決するかのように思われたものの、捜査を進める中でさまざまなムジュンが浮かび上がり、捜査は難航。果たして御剣たちは無事真実を突き止めることができるのか? 原作では味わえない“幻のエピソード”が迎える結末は、ぜひ劇場で確かめていただきたい。

●公演概要
◆公演名:舞台「逆転検事 逆転のテレポーテーション」
◆公演日程:2016年7月15日(金)~24日(日)
◆会場:東京・六行会ホール
◆出演:和田琢磨(御剣怜侍役)、奥仲麻琴(一条美雲役)磯貝龍虎(糸鋸圭介役)、林明寛(矢張政志役)、久下恵美(大場カオル役)、寺山武志(地上弥一郎役)、長江崚行(小鳥遊マモル役)、葉山昴(仲酉モツ夫役)、神沢有紗(宝月茜役)、かなで(黒乃小雪役)、下村彩(右近佳恵役)、大崎聖奈(左寛治役)、岡本笙(庄司正悟役)、阪田愛実(尾崎末子役)、鈴木拓海(馬場伴役)/柏進(天間椿役)/富田翔(飛鳥井友郎役)
◆チケット価格(税込):プレミアムシート 8000円/指定席 6800円
◆企画・製作:ADKアーツ
◆原作・監修:カプコン
◆主催:ADKアーツ

最終更新:7月15日(金)18時2分

ファミ通.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。