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設計・生産現場向けのAI活用基盤を活用したコンサルティングサービスを発表

MONOist 7月15日(金)19時55分配信

 富士通は2016年6月9日、同社の「ものづくり統合支援ソリューション」に、設計・生産現場でAI技術を活用するためのコンサルティングサービスを追加したと発表した。同年10月より提供を開始する。

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 同サービスでは、富士通アドバンストテクノロジが開発したAI活用基盤「ものづくりAIフレームワーク」を活用する。富士通のAI技術「Human Centric AI Zinrai(ジンライ)」を実装し、さまざまな業務プロセスに応じて構築できる学習データベースやAI処理エンジン、認証サーバなどから構成される。

 学習データベースは、製品の設計・生産の周期ごとに世代管理され、継続した学習により予測精度が向上する世代管理機能を搭載。標準的なWebAPI群も装備し、既存システムへも容易に組み込むことができる。また、ユーザー認証、通信の暗号化によるセキュリティ機能も備えた。

 コンサルティングサービスでは、まず、設計・生産現場の製品や業務プロセスごとに学習データベースを構築する。その後、AIフレームワークを用いて、顧客のニーズや製品特性に合わせて収集データの選別や予測精度向上のためのデータチューニングなどを実施し、AI導入を支援する。

 例えば電気系設計においては、新製品の部品数や基板サイズなどの特徴を入力し、学習データベースから必要なプリント基板の層数を予測する「プリント基板の設計支援」により、基板の設計工程を約20%短縮するという。他に、AIを活用して検索精度を向上させた「3Dモデルの類似部品検索」、生産ラインのカメラによる画像認識でプログラムの開発期間を短縮する「画像認識プログラムの自動生成」などを提供するという。

 サービスの価格は、個別見積もりとなる。同社では、2018年度末までに15億円の売り上げを目指すとしている。

最終更新:7月15日(金)19時55分

MONOist

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