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粉川が大差判定で日本王座V3防衛 自身3度目の世界挑戦を熱望も…

デイリースポーツ 7月15日(金)22時5分配信

 「ボクシング・日本フライ級タイトルマッチ10回戦」(15日、後楽園ホール)

 王者・粉川拓也(31)=宮田=が、同級7位の大獄正史(37)=石橋=を3-0の大差判定(100-90×2、99-91)で下し、3度目の防衛に成功した。粉川は通算27勝(13KO)4敗、大獄は15勝(7KO)15敗3分。

 粉川が立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けた。ジャブから右アッパー、ストレートを繰り出し、1回から早くも大獄の左顔面を腫らさせた。その後も攻めの手を緩めなかった。

 終盤には何度もラッシュをかけて追い込み、最終10回には右のカウンターがさく裂。しかし大獄は倒れなかった。「KOできるチャンスは何度もあった。(大獄選手は)すごくタフだった。最後にかける思いがファイトに出ていた」と、引退をかけた37歳の挑戦者をたたえた。

 倒し切れなかった悔しさからか、試合後は反省の言葉ばかりが口をついた。「パンチが効いているのが分かったので、倒してやろうと思って力み過ぎた」と言う一方で「安全運転し過ぎた。もらっちゃいけないと、守りに入ってしまった」と真逆の言葉も。それだけ、バランスを欠いていたということだろうか。

 今後について、宮田博行会長は「もう一回、防衛戦を10月にやらせたい」と話した。IBF世界同級7位、WBA同11位、WBC同15位の粉川は「できれば世界戦をやりたいです。大みそかは空けておきます」と、自身3度目の世界挑戦に思いをはせていた。

最終更新:7月15日(金)22時8分

デイリースポーツ