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マカオ税関、16歳の蛇頭2人逮捕=密航ほう助の疑い、不法上陸寸前で御用

マカオ新聞 7月15日(金)12時13分配信

 マカオ税関の沿岸・海上パトロール官が7月13日午前4時頃、マカオ半島とタイパ島を結ぶ西灣大橋のたもと付近で男女6人が乗った木製の密航ボートを捕獲。このうち密航の手引きを行う蛇頭2人がいずれも16歳の少年だったという。

 税関の発表によると、税関職員が発見した際、6人は不法上陸を試みるところだったという。職員が制止し、ボートに乗っていた男2人、女2人を逮捕の身柄を拘束。混乱に乗じて残る3人がボートを急発進させ逃走を図った上、このうち男2人が海に飛び込んだのが確認されたが、税関のモーターボートが追跡し、逃走者全員の身柄の拘束に成功したとのこと。

 今回、マカオへの密航を試みた6人の内訳は男5人、女1人、年齢は16~57歳で、一部の「乗客」は6~7千人民元(日本円換算:約9万5千~11万1千円)を密航費として支払ったと供述しているという。税関では、蛇頭の少年2人を密航ほう助罪で送検する方針。

 マカオは1999年にポルトガルから中国に返還されたが、以降も独自の出入境管理を行っている。中国本土籍の旅客がマカオを訪れる際、香港マカオ往来通行証と呼ばれる渡航証とビザに相当する渡航許可を取得するのが一般的だが、およそ2~3ヶ月に1回7日間といったかたちで一定期間内の入境回数や滞在日数などに制限が設けられていることなどから、違法な就労や賭博、観光などを目的とした密航やオーバーステイが後を絶たない。不法行為を手引きする蛇頭も暗躍し、超過滞在者の隠れ家となる違法宿泊施設の存在なども社会問題化している。

最終更新:7月15日(金)12時13分

マカオ新聞