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JR線で県内初、浦和とさいたま新都心駅にホームドア 五輪も視野

埼玉新聞 7月15日(金)10時30分配信

 JR東日本大宮支社(阪本未来子支社長)は14日、埼玉県の浦和駅とさいたま新都心駅の京浜東北線ホームに、転落や列車との接触を防ぐ「ホームドア」を設置すると発表した。県内でホームドアの設置は埼玉高速鉄道や東武東上線などで導入されているが、JR線では初。

 ホームドアは、駅のホームから線路に入れないようにドア付きの仕切りを設け、乗降時に列車ドアと連動してドアが開閉する仕組み。設置箇所は両駅の京浜東北線1・2番ホームで、工期は7月から1年程度を予定している。総事業費は、国やさいたま市の補助金を含めて約14億円。

 同支社によると、人身事故は10~14年度に浦和駅で5件、さいたま新都心駅では2件発生。直近では今年6月7日、さいたま新都心駅の京浜東北線ホームから男性が転落して列車にはねられ、両脚を切断する大けがを負った。

 浦和駅の1日平均乗降者数(2015年度)は17万5300人で、同支社管内では大宮駅に次いで多い。大宮駅は大規模な改修工事が必要となるため、「今後検討したい」(同支社)としている。

 清水勇人さいたま市長は同日の定例会見で「さいたま新都心駅は1日平均の乗降客は約9万6千人で(基準)の10万人に届いていないが、利用数も増加していることと、障害者交流センターの利用や東京五輪会場となるスーパーアリーナの来場者に対して整備効果が高いと判断した」と話した。

最終更新:7月15日(金)10時30分

埼玉新聞