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熊本地震で受注が減少 金型メーカーのエーディシステム(株)ほか1社が破産

東京商工リサーチ 7/15(金) 18:43配信

熊本地震関連倒産は全国で4例目、鹿児島県では初めて発生

 エーディーシステム(株)(TSR企業コード:940148765、法人番号:2340001008469、薩摩川内市青山町6149、設立昭和62年12月、資本金1000万円、落哲郎社長)と、関連の(有)ケイシーアイ(TSR企業コード:940164779、法人番号:5340002017838、同所、設立昭和62年12月、資本金500万円、同社長)は7月14日、鹿児島地裁川内支部に破産を申請した。申請代理人は萩原隆志弁護士(鹿児島シティ法律事務所、鹿児島市東千石町14-10、電話099-224-1200)ほか1名。
 負債はエーディーシステムが15億1174万円、ケイシーアイが2億4061万円、2社合計17億5235万円。
 熊本地震関連倒産はイエリデザインプロダクツ(株)(TSR企業コード:295558628、法人番号:5011001048048、東京都港区)に続いて全国で4例目。鹿児島県では初めて発生した。
 エーディーシステムは金型・治工具部品の製作やプラスチック成形金型の加工を主体としていた。電子部品メーカーや工業用プラスチックメーカー、自動車部品メーカーなどに事業基盤を築き、平成7年頃には約2億5000万円の売上高を計上していた。しかし、その後は受注環境が悪化し、年間売上高は約1億3000万円に落ち込んでいた。
19年6月には福岡県飯塚市の企業立地促進補助金を活用し、飯塚市松尾工業団地に福岡工場を新設。自動車向けの機械部品や半導体金型製作を手掛けるようになり、売上高は回復基調に転じた。
 そのようななか、リーマン・ショックにより20年秋以降は受注量が大幅に減少し、福岡工場への投資負担が重荷となり、資金繰りは逼迫。26年9月には本社不動産が薩摩川内市より差押を受け。経営状態が悪化していたところ、28年4月に発生した熊本地震の影響で熊本県内企業からの部品製造受注が無くなり、事業継続が困難となった。
 ケイシーアイはエーディーシステムに連鎖した。

東京商工リサーチ

最終更新:7/15(金) 18:57

東京商工リサーチ

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