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「ベスト」と「ワースト」ともに驚愕の結果 歴代優勝球団の防御率は?

Full-Count 7/15(金) 8:40配信

投手陣の充実が優勝の条件? 過去にはアッと驚くような防御率で優勝した球団も

 現在の両リーグ首位に君臨しているソフトバンクと広島の防御率はともに3点前後。この数字はいずれもリーグ1位の数字であるように、今や優勝争いをする上で投手陣の充実は必要な条件であると言っていいだろう。実際に近年(過去10年、計20チーム)の両リーグの優勝チームの傾向をみても、昨年のヤクルトを除く19チームの防御率がリーグ1位もしくは2位であった。

過去10年の各球団ドラフト指名選手一覧

 もちろんその時代によって試合数や球場の広さなど諸々の条件が異なるが、単純に防御率という数字で比較してみたところ、2リーグ制以降の66年間での優勝チーム平均防御率はパ・リーグが3.25、セ・リーグが3.07という結果となった。数字としては悪くないと言える。

 しかし、当然これまでの歴代優勝チームが全てこれに当てはまるというわけではない。中にはアッと驚くような防御率で優勝したチームも存在している。

 まずは「史上最高」の優勝チーム防御率。パ・リーグで最も低い防御率で優勝したのは今からちょうど60年前、1956年の西鉄である。そのシーズンの防御率は驚異の1.87。この年の西鉄の投手陣を見てみると、新人王と最優秀防御率を獲得した稲尾和久氏が262.1イニングを投げて防御率1.06。それ以外にも島原幸雄氏が1.35、西村貞朗氏が1.71で防御率10傑に名を連ねた。

パで最も高い防御率で優勝した球団は…

 当時のチーム打率は.254でリーグトップ。リーグ全体として「打低」ではあったものの、チーム内では豊田泰光氏(打率.325)や、中西太氏(打率.324)が打線を引っ張るなど、投打のバランスが取れたチームであった。

【1956年 西鉄投手陣(勝利数トップ5)】
島原幸雄 25勝 防御率1.35
西村貞朗 21勝 防御率1.71
稲尾和久 21勝 防御率1.06
河村久文 18勝 防御率2.54
畑隆幸 7勝 防御率1.68
※敬称略

 では逆に、パ・リーグで最も高い防御率で優勝したチームはどこか。それは2001年の大阪近鉄で、防御率は4.98。ほぼ5点台だ。しかしこれで優勝したということが示す通り、毎試合約5点を取られても、ローズ選手や中村紀洋選手ら、強力な打者をそろえる「いてまえ打線」で跳ね返すのがお家芸であった。

 ちなみにチーム打率は.280で、こちらはリーグトップ。中軸のローズ選手(打率.327、55本塁打、131打点)、中村選手(打率.320、46本塁打、132打点)を中心に、1番から切れ目のない攻撃で勝利を積み重ねる、とにかく打って打って打ちまくる、打で圧倒するチームであった。

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最終更新:7/15(金) 9:29

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